カーローンの種類と特徴を解説。社会人1年目でも契約できる?
車の購入時にはまとまった費用が必要です。そこで資金繰りの一つとして検討されるのがカーローン。一般的なカーローンの種類とそれぞれの特徴をご紹介します。
銀行系ローン:金利目安 年1~4%程度
銀行などの金融機関から借入をするローン契約。借入枠が広く、ディーラー系のローンと比べると金利が低い点がメリットです。ただし、金利が低いことから審査が厳しく、年収や勤続年数が少ない社会人1年目では審査に通らない可能性があります。頭金を用意して借入金額を下げる、保証人を用意するといった方法で審査に通る可能性を上げることができるでしょう。
ディーラー系カーローン:金利目安 年4~8%程度
車を購入するカーディーラーから借入をするローン契約。車の購入と同時にローン契約を結べるため手間がありません。ローン契約を結ぶことを条件に、車両本体価格を割引してくれる可能性もあるでしょう。
デメリットは他のローンと比べて金利が高いこと、ローンを完済するまで車の所有権がディーラー側にあることです。その分、審査に通りやすい傾向があります。また、車両の購入費用分しか借り入れることができないので、税金や保険、諸費用に充てる費用は自己資金で用意が必要です。
自社カーローン:金利0%~
中古車販売店などから車を購入する際に、販売店から借入をするローン契約です。最大のメリットは審査に通りやすいこと、金利がつかないケースが多いことです。社会人1年目でも販売店の自社ローンであれば問題なく通る人も多いでしょう。
ただし、頭金を求められる、返済期間が1~2年と短期間、金利がつかない分のコストを購入費用に上乗せされるといったケースがあります。また、ローン返済中に販売店が倒産した場合は、自動車を差し押さえられる可能性も。契約内容をよく確認してから利用しましょう。
残価設定型ローン:金利目安 3%前後
あらかじめ設定した下取り価格「残価」を価格から据え置き、残りの金額を分割払いにする形のローン契約で、最近増えてきています。ローン完済後には、車両を返却する、残価で買い取る、再度残価のローンを組んで支払いを続ける、の3つの選択肢があります。
残価を据え置いた価格を借り入れるため、借入金額が低くなり月々の支払い負担が少なくなるのがメリットです。その分審査にも通りやすくなるでしょう。
注意したいのは、最終的に買い取るまでは車の所有権は販売店側にあるということ。ローンを完済しただけでは所有権を得られないのはもちろん、契約中に事故などを起こした場合は追加料金を求められるケースもあります。一般的な銀行系ローンと比べて金利も安くはなく、ローン期間や車の利用方法によっては割高となる可能性があります。
社会人1年目で車を持つなら購入費用や維持費をしっかり知っておこう
収入の少ない社会人1年目の人が車を持とうと考えるなら、車の購入費だけでなくその他の初期費用、維持費についてもしっかり知ったうえで購入を検討しましょう。購入時の資金計画としてカーローンを利用するのも一つの方法ですが、社会人1年目では審査が通らない商品もあります。それぞれのメリットやデメリット、金利などをしっかり確認してから契約しましょう。
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