インナーカラーのセルフでのやり方について、準備・注意点・失敗しない手順を詳しくご紹介していきます。さらにブリーチなしの方法も解説!インナーカラーのデザインに悩んだら長さ・カラー別ヘアカタログも参考に。ぜひセルフインナーカラーに挑戦しませんか?
セルフでインナーカラーはできる!
女性のオシャレや美しさを引き出していく上で、いろいろなヘアスタイルが流行していますが、そういったヘアスタイルの中でも、インナーカラーを楽しむ女性が増えています。
仕事勤めのOLも増える中で、会社にも怒られない程度にオシャレを楽しみたいという女性にも人気のインナーカラーをセルフで行う人も多く、その人気はますます拡大傾向にあります。
今後も、その傾向は続いていくことでしょう。
そういったセルフインナーカラーのやり方や染め方について、具体的にご紹介していきます。
ブリーチなしでも素敵なヘアスタイルを作っていくことができますし、カラーリングを変えることで、ご自身の印象もがらりと変えていくことができるでしょう。
セルフインナーカラーにおける失敗例などもご紹介していきますので、自分で染める時には、失敗しないようにするための反面教師にしてください。
【準備】セルフインナーカラーに挑戦!
インナーカラーは普通のカラーと違いブロッキングが重要になります。その工程で必要な道具を確認しましょう!
ヘアピン・ヘアゴム
まずはブロッキングをするために、ヘアピンやヘアゴムを用意しましょう。ブロッキングとは髪を扱いやすいようにまとめることを意味しています。
一番初めに邪魔な部分をまとめるためにブロッキングを行います。指やコームの下の部分でまとめたい場所を浮かせてから、ヘアピンやヘアゴムでまとめていきましょう。
手袋・ケープ
ヘアカラー剤が肌につかないように、カラーリングを行う前には手袋とケープを用意しておきましょう。
どちらもビニール製のものがすぐ捨てることもできるので好ましいです。
保護クリーム
ブリーチ剤を利用する場合でも、ヘアカラー剤を使用する場合でも、あらかじめ保護クリームを塗っておくことで、肌荒れを防ぐことができます。
保護クリームを顔や首周りなどといった肌が見える部分に塗っておくことで、より安心してセルフヘアカラーを行っていくことができるでしょう。
ブリーチあり|ブリーチ剤
明るい色を出したい場合にはブリーチ剤を用意しておきましょう。ブリーチとは髪の毛の色素を落としてくれる役割のことをいいます。色を綺麗に入れたいときにブリーチ剤が使われます。
ブリーチ剤は出したい色のカラーリングよりも先に行います。
カラー剤・カラーバター
自分で染める場合は、市販のカラー剤やカラーバターを使用することになります。
どちらとも肌に色がつかないように、きちんとケープと手袋を着用してから色を塗っていきましょう!
ブリーチなし|マニックパニック
ブリーチなしでも、セルフインナーカラーを楽しむことができます。
ブリーチなしの場合は、「マニックパニック」と呼ばれるスタイリング剤を使用していくのがおすすめです。
ブリーチなし、あるいはほんのりとした色味を出していきたいといったニーズがある場合は、ブリーチなしでもきれいなインナーカラーを引き出せるスタイリング剤を使用していくと良いでしょう。
【手順】セルフインナーカラーに挑戦!
インナーカラーのセルフのやり方の注意点
セルフヘアカラーを行う際には、注意点もあります。
それは、セルフインナーカラーを行う前にスタイリング剤をつけないということです。
ブリーチなしの場合は、スタイリング剤を使用しても構いませんが、ブリーチを利用する場合には、事前にスタイリング剤をつけるのは避けておきましょう。
髪の毛が汚れていると、ヘアカラー剤が浸透しにくくなり、せっかくカラーリングを行っても、ムラができやすくなって、きれいな形のヘアスタイルが完成しにくくなってしまいます。
セルフインナーカラーを行う際は、事前になるべく髪を洗っておき、きれいにしておくことが大切です。
シャンプーで髪を洗った後は、しっかりとドライヤーで乾かすようにしましょう。
そうすることで、ヘアカラー剤がより髪になじみやすくなって、きれいな形のインナーカラーができていきます。
ブロッキングのやり方
セルフによるインナーカラーの染め方に際しては、ブロッキングもポイントになっていきますね。
ブロッキングとは、ピンやゴムを利用して、髪をまとめておくことですが、ブロッキングのでき次第で、インナーカラーの染め具合が変わってくると言っても過言ではありません。
それくらい重要なのがブロッキングであり、カラーリングしたい箇所以外は、しっかりとブロッキングを行っておくことが大切です。
ブロッキングのやり方としては、耳上から耳の後ろあたりの部分まで固定していくイメージを持っておくと良いでしょう。
後ろの部分を染めることはないので、ヘアカラーがつかないようにしっかりとブロッキングしておくことがポイントです。
ブロッキングのバランスが悪いと、左右でカラーの濃さや色のつき具合が変わってきてしまうので、左右均等になるようにブロッキングしていくことを心がけましょう。
ブリーチのやり方
ブロッキングも重要なセルフインナーカラーですが、ブロッキングが上手くできたら、続いてはブリーチに移っていきます。
ブリーチなしでも、インナーカラーを楽しむことはできますが、それほど慣れていないという場合には、ブリーチを使って染めていくのがおすすめです。
ブリーチのやり方としては、基本的にブロッキングした両サイドの部分にブリーチをかけることで、色を抜いていきます。
ブリーチ剤は髪の根元の1センチ程度は残した状態でかけていくと、頭皮も痛みにくくなるのでおすすめです。
ブリーチの放置時間に関しては、説明書に書いてありますので、その説明書の内容に従いましょう。
その後、ブリーチ剤を流してドライヤーをかけていきます。
ブリーチ剤を洗い流していく際には、ブロッキングをした状態で髪を洗っていきます。
また、シャンプーをする分には問題ありませんが、トリートメントやコンディショナーなどは利用しないようにしておきましょう。
ドライヤーで乾かしたら、2回目のヘアカラーに移っていきますが、この時に初めて色味がつくように塗っていきましょう。
ダブルカラーのやり方
続いては、インナーカラーにおいてダブルカラーにチャレンジする場合のやり方についてご紹介していきます。
インナーカラーに関しては、シングルカラーでも楽しめますし、ダブルカラーでオシャレ度を高めていくこともできます。
ブリーチの時と同様に、1回目のブリーチでは色を抜いていくことに専念します。
その後、ブロッキングをした状態で、髪を洗い流し、2度目のヘアカラーに移っていきます。 この時に最初の色味となるヘアカラーで染色していき、再び洗髪して、髪を乾かします。
3回目に2色目となる色のヘアカラーを行い、髪を洗い流していきましょう。
こうすることで、素敵な色のダブルカラーヘアスタイルを楽しんでいくことができます。
カラー後のケアのやり方
ブリーチなしのパターンやブリーチを使ったパターン、ダブルカラーなど、いろいろな染め方があるセルフインナーカラーですが、髪を染めた後のケアも重要なポイントとなります。
ヘアカラー後のケアまで入念に行っていくことで、より理想的なヘアスタイルへと近づけていきましょう。
セルフインナーカラーが終了したら、髪を洗い流す必要がありますが、その際にシャンプーが終了したら、ヘアトリートメントを使って、髪の傷みを取り除いていきましょう。
ヘアカラー後の髪は、かなり傷みが残っている状態になるので、シャンプーだけでは十分ではありません。
ヘアトリートメントを利用することで、髪の傷みを少しでも緩和していくことができます。
また、髪を乾かす際のドライヤーもあまり熱しすぎず、少し離れた位置から乾かしていくことがポイントです。
ヘアカラー後の髪は柔らかくて、傷つきやすくなっているので、その辺も注意してケアしていくと効果的です。