休日ずっと寝てしまうと、休みを無駄にしたような気がして何だか落ち込みますよね。せっかくの休日にずっと寝てしまう原因とは、一体何なのでしょうか?今回は、休日に寝すぎてしまう原因や対策などを解説します。

「ずっと寝てしまう休日=ダメ」ではない

休日ずっと寝てしまうのはなぜ?疲れを癒しつつ寝すぎを防ぐ対策法
(画像=『Rolmy』より引用)

休日ずっと寝てしまうと「またダラダラ過ごしちゃった…」と罪悪感を抱く人も多いでしょう。

しかし、休日は「休む日」なので、たくさん眠ったりひたすらゴロゴロしたりするのが絶対的に悪いというわけではありません。

ゆったりとした時間を過ごすことで明日の活力が養えるのなら、その時間は決して無駄ではありませんし、心や体の調子によってはたっぷりの休息が必要な場合もあります。

「ずっと寝る休日はダメ」と強く思い込むと、本当にしんどいときにまで無理をしてしまうので注意してくださいね。

休日になるとずっと寝てしまう原因

休日ずっと寝てしまうのはなぜ?疲れを癒しつつ寝すぎを防ぐ対策法
(画像=『Rolmy』より引用)

ずっと寝る休日もあっていいのですが、休日のたびに寝てばかりいるのは、さすがにもったいない気がしますよね。
どうして、休日になるとずっと寝てしまうのでしょうか?

まずは、休日に寝すぎてしまう原因をチェックしていきましょう。

疲労やストレスのピーク

休日ずっと寝てしまうのはなぜ?疲れを癒しつつ寝すぎを防ぐ対策法
(画像=『Rolmy』より引用)

休日、一日中寝てしまうのは、平日の疲れやストレスがピークに達しているからかもしれません。
疲労やストレスがたまると、脳は休息を促すために眠気を出すことがあります。

また、疲労やストレスを抱えるのは誰でもつらいものであり、そんなつらい現状を直視しないための防衛本能として眠気が増すケースもあるのです。

平日ストレス過多の状況に置かれている人や、休日でも仕事のことを考えて憂鬱になってしまう人は、休日ずっと寝ることで体と心を守っているのかもしれません。

寝だめしておきたい

休日ずっと寝てしまうのはなぜ?疲れを癒しつつ寝すぎを防ぐ対策法
(画像=『Rolmy』より引用)

睡眠不足が続いている人は「たくさん寝れるうちに寝ておかないと」という思考になり、休日はずっと寝てしまいがち。

しかし、人間に必要な睡眠時間は基本的に先取りできないと考えられており、慢性的な睡眠不足を休日の寝だめで対処することは不可能です。

休日ずっと寝る行為は、平日に蓄積した睡眠不足を一時的に解消することはできますが、これから起こる睡眠不足対策にはなりません。

平日、睡眠不足が続いてつらいという人は、早く寝る努力や質の良い睡眠を取る工夫をしてみましょう。

やりたいことがない

休日ずっと寝てしまうのはなぜ?疲れを癒しつつ寝すぎを防ぐ対策法
(画像=『Rolmy』より引用)

「することがないからベッドでダラダラしていたら、結局そのまま一日中寝てた…」という経験を持つ人も多いのではないでしょうか?
休日ずっと寝てしまうのは、このようにやりたいことや楽しみがないのが原因である可能性も。

無趣味な人やワーカーホリックタイプの人に多い原因で、休日を持て余してしまってうまく時間を使えていないのです。
やりたいことを無理に見つけるのは難しいので、どうしてもやりたいことがないなら「やるべきこと」に注目してみましょう。

掃除や家事などに注目すれば、やるべきことは意外とすぐに見つかりますよ。

疲れやすい気質

休日ずっと寝てしまうのはなぜ?疲れを癒しつつ寝すぎを防ぐ対策法
(画像=『Rolmy』より引用)

休日ずっと寝てしまうのは、HSPの気質を持っており人よりも疲れやすいことが原因かもしれません。

HSPとは、人よりも繊細な感性を持ち気疲れしやすい人のこと。
人の目や外部刺激など、あらゆることに過敏に反応して疲れやすいHSPの人は、疲労回復のためにたくさん寝る人が多いといわれています。

「平日は色んなことに気を使って、休日になると疲れが押し寄せる」という人はHSPの可能性が高く、休日ずっと寝てしまうのも自身の気質が原因かもしれません。

休日無気力症候群

休日ずっと寝てしまうのはなぜ?疲れを癒しつつ寝すぎを防ぐ対策法
(画像=『Rolmy』より引用)

休日ずっと寝てしまうのは、うつの初期症状ともいわれている休日無気力症候群が原因の可能性もあります。
休日無気力症候群とは、その名の通り休日になると途端に動くのがおっくうになり、やる気が起きなくなる状態のことです。

休日ずっと寝てしまうことに加えて、平日は何とか動けているもののだるさや憂鬱感があるという人は、休日無気力症候群かもしれません。

休日無気力症候群は、悪化すると深刻な心の病気になる恐れもあるため、可能性を感じたなら早めに病院を受診するのがおすすめです。