必要最小限の物で生活するミニマリスト。実際の生活は?「捨てる」ことでミニマリストになれるのか?気になる人も多いでしょう。ミニマリストのメリットや生活、ミニマリストになる方法を紹介します。新しく誕生したライフスタイルを学んで、あなたの生活を豊かにしましょう♪

ミニマリストとは?

ミニマリストの生活を徹底解析!ポイントは「捨てる」こと?
(画像= unsplash.com/photos/nvzvOPQW0gc、『Lovely』より引用)

「ミニマリスト」とは、『最小限の』を意味する「ミニマル(minimal)」から派生した造語です。持ち物を必要最小限に減らして生活する人を指します。

現代は、大量生産・大量消費の社会です。物が溢れる現代だからこそ、物の価値を改めて考え直そうとする人が増えています。そして、ミニマリストをライフスタイルに取り入れ、価値ある物を求める人が増加しています。

今回は、ミニマリストのメリットや生活、ミニマリストになるための方法について紹介します。

急に全てを選択する必要はありません。徐々に必要な物を見極めて、最終的に厳選された物の中で暮らしていくと考えましょう。自分らしいライフスタイルを確立でき、活き活きと楽しんで生活することができるでしょう。

ミニマリストはメリットがたくさん!

ミニマリストの生活を徹底解析!ポイントは「捨てる」こと?
(画像= unsplash.com/photos/xpo5BggQo3E、『Lovely』より引用)

ミニマリストは、必要最小限の物で生活することで、かえって豊かな生き方をできると考えられています。多くの物に埋もれて息苦しさを感じている人は、大切なものを見極めることで楽に生きることができるでしょう。

最小限の物だけで生活するミニマリストの生活には、たくさんのメリットがあります。整理整頓することが苦手で、物が溢れて断捨離や片付け術を学ぼうと考える人は要チェックです。物を減らすことで得るメリットを知れば、片付けをするやる気が増すでしょう!

貯金が出来る

新しい物を必要としないので、浪費が減って貯金ができるようになります。持ち物を厳選しながら生活するので、減らすという観念で自分の周りを整理します。「もっとシンプルに生きたい!」という欲が出てきます。新しい物を買いたいという欲求が減少して、買うという行為が邪魔になってくるでしょう。

何か必要な物があるときも、多様性のある便利な物を選ぶようになります。欲しいという欲求とは別に、冷静に物を見定める能力が身に付くので、買い物に失敗する確率も減るでしょう。おかげで、節約に成功して貯金が増えます。

無駄な物を買わない節約のおかげで、本当に欲しいと思える一生ものの高級品を手に入れることもできるでしょう。

準備に時間がかからなくなる

出掛けるときの準備にかかる時間の多くは、コーディネートやメイクではありませんか?今日の気分で洋服を選んだり、メイクを変えたり…いつの間にか時間がたってしまうでしょう。選択肢がたくさんあるからこそ、悩んで時間がかかってしまうのです。

ミニマリストは洋服もメイク道具も必要最小限です。自分に似合う物だけを厳選しているので、選択肢は限られてきます。すると、準備で迷う時間が減って出掛ける前の時短に繋がるでしょう。

持ち物は厳選され、カバンに収納されています。追加で必要となる物があっても、部屋が整頓されていればすぐに見つけて入れられます。おかげで、荷物の準備にも余計な時間が発生しません。「出掛けよう!」と決めればすぐに、外出することができるでしょう。

判断力が良くなる

ミニマリストになると、自分の周りの物が必要であるか判断する機会が増えます。物を減らすために「好きor嫌い」や「必要or不要」という判断を繰り返すことで、自然と判断力が身に付きます。

物を厳選する判断力が身に付くことで、物以外の判断力も良くなるでしょう。作業に費やす時間と成果が割に合っているのか、費やした時間と得ることのできる対価は正当なのか、といった判断力が増すことで作業効率も良くなります。

判断力が身に付いたことで、必要最小限の時間だけで作業を終えることができるように、計算する能力が身に付きます。仕事やプライベートでも判断力が活かされて、成長や前進するスピードを増すことができるでしょう。

集中力が増す

ミニマリストは、マンガ、本、映画、ゲーム…といった娯楽用品も厳選して生活します。おかげで、何かに集中するときに邪魔する物が無くなります。現実逃避ができないので、仕事や趣味に没頭する集中力が増すでしょう。

また、物は使っていなくてもそこにあるだけで、人の脳にメッセージを送り続けてしまうといわれています。ペンや本が散らばっていると、片付ける必要が無くても「出しっ放しのペンや本があるな…」と思考が働くでしょう。

無意識のうちに、目に見える物について思考が働いて集中力が欠けてしまうのです。作業するスペースにある物が少なければ少ないほど、人は集中して物事に取り組めるはずです。

集中できる空間を理解することで、家以外の環境でも応用できます。どんな環境でも自分なりに無駄な物を排除すれば、作業効率が良くなって今まで以上の成果を上げることができるでしょう。

常に清潔な部屋を保てる

ミニマリストの部屋は、きれいに整理整頓されている場合がほとんどです。無駄な物を排除して、必要最低限の物だけを揃えているので、部屋の中の定位置にちゃんと収納することができるのでしょう。

整理整頓されている部屋であれば、掃除が嫌いでも下手でも関係ありません。物が少なければゴミも少なく、散らかることも少ないでしょう。ゴミや散らかる物をよけたり、収納されていない家具をよけたりすることなく掃除を行えます。

おかげで、細かいところもしっかり手が届き、ホコリひとつないきれいな部屋をキープできるでしょう。物を置かないミニマリストなら、常に清潔な部屋を保つことが容易になります。部屋や身の回りを清潔に保てるので、いつもフレッシュな気持で生活することができるでしょう。