妊娠を望んでいる女性にとっては基礎体温やおりものや腹痛と言った体の症状の変化が気になるところですよね。高温期4日目に体温が下がったり、下腹部痛が起きるのは着床の兆候なのでしょうか?!この記事では高温期4日目の気になる症状についてまとめてみました。

高温期4日目!妊娠していたらどんな症状が?!

妊娠を望んでいる女性にとっては、基礎体温の変化にはとても敏感になるものですよね。

基礎体温は生理周期で身体の中で起きる変化に合わせて変わっていくものなので、妊娠しているかどうかを示すバロメータとしての役割もあります。

基礎体温は排卵日を迎えると高くなり、生理が始まると下がります。

妊娠が成立していると、基礎体温が下がらずに生理予定日を過ぎても高温期が続くことから、妊娠を望んでいる女性にとっては、排卵日以降に基礎体温が低下するかどうかというのは、とても気になるところです。

この記事では高温期4日目に基礎体温が下がってしまった場合の理由や、腹痛や下腹部痛など気になる症状が起きてしまった時の原因などについてみていきたいと思います。

いったい高温期4日目にはどんな変化があるのでしょうか?!

受精していたら高温期4日目とはいったいどんな日?!

もしも受精していたら、高温期4日目というのはどんな変化がみられる日になるのでしょうか?!

受精が成立するのは排卵日なので、高温期4日目というのは、受精が成立してから4日目となります。

妊娠が成立するのは、高温期7日目頃に着床してからとなるので、受精していたとしても、妊娠が成立するかどうかはまだわからない時期になりますが、もしも受精していたとしたら、ママのお腹の中では受精卵は劇的な変化を始めています。

まだママの身体には実感できる変化が起きないのが高温期4日目の頃ですが、受精卵は妊娠に向けていろいろと動いている時期になります。

高温期4日目頃に受精していたら、一体ママのお腹の中では、どんな変化が起きているのでしょうか?!

ここから、その変化について具体的に見ていきましょう!

【高温期4日目①】着床に向けて約半分

高温期4日目というのは、着床に向けて受精卵が卵管から子宮へ向けて移動する道のりの約半分ぐらいまで来たところになります。

受精というのは、卵巣から卵管へ飛び出してきた卵子が精子と出会うことで成立します。

しかし妊娠が成立するのは、子宮内膜に着床してからになるので、妊娠成立を目指して受精卵は卵管の中を子宮へ向けて泳いで移動していくことになります。

高温期4日目くらいというのは、おおよそ子宮口の入り口のあたりまで受精卵がやってきた頃になります。

この後受精卵は子宮に入ると、数日間子宮の中で浮かんですごした後で、受精7日から10日後に子宮内膜へくっついて根っこを子宮内膜へ降ろして着床を成立させるのです。

まだ高温期4日目にはママの身体には大きな変化は現われないので、妊娠の実感は感じられないのが普通です。

【高温期4日目②】受精卵は桑実胚へ

高温期4日目になると、受精卵の状態は桑実胚と呼ばれる状態へと変化します。

卵子も精子もたった1つの細胞ですが、卵子の中に精子が潜り込んで受精が成立すると、すぐに細胞分裂が始まります。

受精後約30時間後には1つの細胞だった受精卵は2つに分かれます。

約40時間後には4つに、約60時間後には8個まで増えます。

桑実胚というのは、細胞が8個から16個ほどになった状態のことを言い、状態が桑の実によく似ていることから、桑実胚という名前が付きました。

それぞれの細胞は分裂しているのですが、境目があいまいで、別れているのだけれども融合しているような状態にも見える状態になります。

桑実胚は子宮にたどり着くときの状態になり、この後数日子宮の中で浮いているうちに、着床するときの状態である胚盤胞に変化します。