出産後、数か月すると生理が再開しますが、妊娠前よりもひどい生理痛に悩む人がいます。産後に生理が重く、ひどい生理痛に悩まされる人が多いのはいったいどうしてなのでしょうか?!この記事では産後に悪化する生理痛の原因と対策についてお伝えします。

産後の生理痛が重いのが辛い人必見!!

出産を終えると、産後に妊娠前とは大きく体質が変わる人が沢山います。その体質の変化の中には、生理に関することもあります。

ほとんどの人は、出産によって子宮口が開くために、経血が妊娠前よりも排出されやすくなって、生理が軽くなるものですが、中には妊娠前よりも生理痛が悪化してしまう人もいます。

産後に生理痛が悪化してしまう原因や、対策にはどのようなものがあるのでしょうか。

産後の生理痛がひどい原因とは?

産後に生理痛が悪化する人がいるのは、一体どのような原因があるのでしょうか。

産後に生理痛が悪化する原因には、妊娠や出産を経たことで体質が変わったことが大きく関わっています。

一体どのようなものが原因として考えられるのか見ていきましょう。

【産後のひどい生理痛の原因①】骨盤のゆがみ

産後に生理痛が悪化する原因には、出産により骨盤が開いて歪みが生じることが挙げられます。

出産の時には、大きな赤ちゃんの頭を通すために産道を大きく広げる必要があります。そのためにお母さんの骨盤は大きく開きます。

産後は約1年ほどかけて骨盤を元に戻ってきますが、妊娠中に一度骨盤を支える筋肉や靭帯がホルモンによってゆるめられてしまっているので、骨盤が締まるときに正しい位置に戻らないことがあります。

この骨盤の歪みによって子宮の形もゆがんでしまい、そのために、生理痛がひどくなる可能性があると言われています。

【産後のひどい生理痛の原因②】冷え

産後に生理痛が悪化する原因には、体が冷えることも挙げられます。妊娠前でも女性のこと冷え性持ってるものですが、産後はより冷え症がひどくなる人が多くいます。

産後に冷え性が悪化する原因には、ホルモンバランスの変化や、母乳をあげていることで母体の栄養が足りなくなること、全身の筋肉が落ちることが挙げられます。

下半身が冷えることによって、子宮の機能が低下してしまうため、生理痛のような痛みが悪化してしまうと言われています。

体を冷やすことは、生理痛のような痛みを悪化させるだけではなく、不妊の原因にもなるものです。

【産後のひどい生理痛の原因③】ストレス

産後に生理痛が悪化する原因には、ストレスにより自律神経が乱れることも挙げられます。出産後は慣れない育児に悩んだり、頻繁な夜の授乳で寝不足になってしまい、何かとストレスがたまるものです。

ストレスがたまると、自律神経が乱れて、生理に関係するホルモンバランスが悪くなってしまいます。また、全身の血行も悪くなります。

そのために全身の血行がドロドロ血液になりやすくなり、生理痛のような痛みが悪化する原因になってしまいます。