【産後の頭痛への対処法②】ストレスをためない
偏頭痛でも緊張型頭痛でも、睡眠時間を十分に確保するほかに、ストレスをためないことも大切になります。
たまには子供を家族に預けて美容院や友達と食事に行ったり、子供と一緒に家の周りを散歩したり、家の中で簡単にできるストレッチやヨガをして気分転換をするようにして、育児のストレスをできるだけためないようにしましょう。
【産後の偏頭痛への対処法①】冷やす
次に、偏頭痛への対処法についてみていきましょう。
こめかみの辺りがズキズキと痛む偏頭痛がひどい時には、頭を冷やしましょう。こめかみの周りや後頭部から首筋にかけてを、濡れたタオルなどで冷やすことで、拡張して偏頭痛を引き起こしている。血管を収縮させる効果があります。
こめかみの辺りがズキズキと痛む偏頭痛がひどいときに、体が温まってしまうと、痛みがひどくなることが多いので、偏頭痛がひどい時には入浴は避けて、シャワーだけにするようにします。
【産後の偏頭痛への対処法②】休む
偏頭痛がひどい時には、脳を休めることが大切です。脳の活動を休めることで、血管の収縮が起きやすくなり、偏頭痛が収まりやすくなります。
音や光の刺激も、脳の活動を促してしまうので、横になって休んでもこめかみの辺りが痛む偏頭痛が治まらない時には、アイマスクや耳栓を使って外からの刺激をシャットアウトするようにすると良いでしょう。
【産後の偏頭痛への対処法③】カフェイン摂取
偏頭痛がひどい時には、コーヒーや紅茶などでカフェインを飲むことも効果的です。
他のほとんどの症状の場合には、カフェインを摂取することを控えましょうと言われることが多いのですが、偏頭痛に限っては適度な量のカフェインはこめかみの辺りがズキズキと痛む症状を抑えるために効果を発揮してくれます。
というのは、カフェインには血管を収縮させる作用があるからです。
しかし、母乳育児をしている場合には、カフェインは母乳を通して赤ちゃんに伝わってしまいます。またカフェインを飲みすぎると睡眠不足にもなってしまいます。
偏頭痛対策であっても、特に母乳育児をしている人は適度な量に抑えて、過剰摂取はしないように気をつけましょう。
【産後の緊張型頭痛への対処法①】適度な運動
次に緊張型頭痛の対処法についてみていきましょう。
後頭部が痛む緊張型頭痛が起こる原因というのは、首筋のコリにより血流が悪くなることです。だから、緊張型頭痛を軽減させるためには、頭への血流を良くすることを一番に考えます。
緊張型頭痛への対処法には、適度な運動をすることが大切です。適度な運動で体を動かして、全身の血行を促すことで、緊張型頭痛の原因となる首筋や肩のコリを軽減させることができます。
また体も血流がよくなり軽くなるので、めまいや倦怠感を感じていた人も、めまい倦怠感を感じにくくなります。
産後でも無理なく自宅でもできるヨガやストレッチなどをして、体の血流を良くして、頭痛やめまいを撃退するようにしましょう。