◆どうすれば短鎖脂肪酸が増えるの?

ちなみに、短鎖脂肪酸には免疫力を高める働きもあります。短鎖脂肪酸が大腸で作られると、腸の活動が活発になります。腸の粘膜のバリア機能が高まり、細菌や病原菌をブロック。さらに免疫細胞を増やして、アレルギーを改善してくれます。

短鎖脂肪酸は大腸内の細菌が作るものですから、残念ながら、短鎖脂肪酸そのものを食べ物から摂ることはできません。腸内細菌のエサになる水溶性食物繊維(海藻や大麦など)やオリゴ糖を摂って、善玉菌を増やしましょう。また、ビフィズス菌入りの食品や、酪酸菌のサプリメントを摂るのも、ひとつの方法です。>

小林先生の解説をもとに、具体的に何を食べればいいのか、ここでもう少し詳しく解説してみます。短鎖脂肪酸は大腸で作られるので、通常の腸活に加えて「大腸」にいいものを意識してみましょう。