妊娠初期には様々な体調の変化がありますが、特に心配なのは出血ですよね。妊娠初期に出血しておりものが茶色になったらどうしたらいいのでしょうか?!この記事では妊娠初期の出血による茶色のおりものの原因と対処法についてお伝えします。

妊娠初期に茶色の出血?!これって大丈夫?!

妊娠初期にはつわりなどの様々な体調の変化が起こるものです。

その多くは、身体の中のホルモンバランスの変化によるもので、不快な症状も多いのですが、特に心配することはないものも沢山あります。

しかし、妊娠初期に心配される症状の中に、出血があります。

妊娠初期の出血には、真っ赤な鮮血が出ることもあれば、おりものに多少ピンクや茶色の色が少量つく程度のこともあります。

妊娠初期の出血の中には、特に心配する必要がないものもありますが、流産や切迫流産など、お腹の赤ちゃんの命に関わる症状であることも少なくありません。

この記事では、妊娠初期の気になる、茶色のこともある出血についてみていきたいと思います。

妊娠初期におりものが茶色になる!出血で茶色になる原因とは?

妊娠初期に、出血によっておりものが茶色になることがあります。

血液というのは赤い色をしているので、おりものが茶色になる原因が出血だと言われても、ピンとこない人も多いかもしれません。

どうして、出血が起こるとおりものが茶色になるのでしょうか。

子宮や膣などの婦人科系の器官の中で出血が起きると、真っ赤な鮮血が出ることもあれば、ドロッとしたおりものに血液がまざり、レバー状の塊が出てくることもあります。

また、おりものにピンクや茶色の色がつく程度のこともあります。

出血の色の変化というのは、出血が起きてから外に出てくるまでにどのくらいの時間が経っているかということを表しています。

出血してすぐに身体の外に出てきたときには、真っ赤な鮮血か、おりものに混ざって出てくる時にはおりものがピンクになります。

出血してもすぐに体の外へ出てこなくて、身体の中で酸化して色が変化すると、黒っぽくなったり、おりものに茶色の色がつくことがあります。

出血してすぐに出てくる血液の色は真っ赤かピンク、出血してから少し時間が経って酸化してから出てくると、黒っぽくなっていたり茶色になって出て来ます。

妊娠初期に茶色の出血!すぐに病院へ行くべき?

妊娠初期におりものに茶色の色がつくような出血が見られた時には、どうしたらいいのでしょうか。

すぐに病院へ行くべきなのでしょうか。

多少の体調不良なら我慢してしまう人も少なくないので、おりものが茶色になる程度の少量の出血程度で、病院へ行ってもいいものなのかどうか迷う人も少なくありませんよね。

ほんの少量の出血がおりものに混じっても、すぐに元に戻るようならば、それほど心配する必要はありません。

しかし、鮮血がドバドバと出てくるような出血であったり、少量の出血であっても、茶色のおりものが続くようであれば、子宮の中で何か重大な事が起こっている可能性が高くなります。

大量の出血であれば、病院へ行くことに迷うことはないでしょうが、少量の出血が続く時にはかなり迷いますよね。

しかし、病院へ行ってみて何もなければ、それはそれで良い事です。

出血が続いているということは、何らかの出血する原因があるということを意味しています。

素人判断はとても危険なので、少量の出血でも迷わずに病院へいき、早急にかかりつけの産婦人科で受診するようにしましょう。

妊娠初期に茶色の出血!病院で伝えるべきこととは?

妊娠初期に茶色の出血がみられて、病院を受診するときには、次の項目をメモをしてお医者さんに伝えるようにしましょう。

問診されたときに、このような項目をきちんと伝えられるように準備しておくかどうかで、お医者さんが正確な診断を早く出せるかどうかということが変わってきます。

妊娠初期に茶色の出血が見られたときに、病院で先生に伝えるべきことは次の項目になります。

・出血の色と量
・出血が始まった時間
・腹痛の有無
・出血する時の状況(性交、排便、排尿などがあれば)

妊娠初期に茶色の出血!茶色の出血の原因とは?

妊娠初期に茶色の出血が見られる時には、その出血には何らかの原因があります。

妊娠初期の茶色の出血の原因とは、どのようなものがあるのか、ここから茶色の出血のある原因についてみていきましょう。