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ヘンリー王子メーガン妃が、長男アーチーくん出産直後のメディアへの「お披露目」をしなかった理由を明かしている。

2019年5月、ヘンリー王子とメーガン妃の間に第一子となる長男アーチーくんが誕生した。

ロイヤルベビーの誕生といえば、ヘンリー王子の兄ウィリアム皇太子とその妻キャサリン妃、そして母であるダイアナ元妃も、出産後数時間でメディアの前に立ち、病院の外で生まれたばかりの赤ん坊とともに写真撮影に応じるのが王室の伝統だった。

しかし、メーガン妃とヘンリー王子がアーチーくんの誕生を世界に通知したのは誕生から2日後。これには「伝統に反する」として一部で批判の声もあがった。

この経緯について、メーガン妃みずからがドキュメンタリー「ハリー&メーガン」の中で語っている。

当時についてメーガン妃は、「あの写真を撮らなければいけないのかというプレッシャーはあった。『あれをやるのかしら?やらないのかしら?』って。私は高齢だったし、帝王切開になる可能性もあったから、出産そのものに不安があったの。それに長く付き合いがあって、信頼していた主治医がいる病院で出産したかった」と、キャサリン妃が出産したセント・メアリーズ病院ではなく、ポートランド病院を選択した理由を述べた。

そして「すると王室側は、『わかりました。ポートランド病院で、そこには階段もありますからね』とのことだったから、『オーケー、お披露目の撮影会はポートランド病院前ね』と答えたの。でも王室側は、『いや、それは不可能です。あの通りはバリケード封鎖できないし、緊急用の出入口に影響を及ぼす可能性もある』と難色を示した。だから私たちの方で、『じゃあ間をとってみるのはどうかしら?退院後に、ウィンザー城内でゆっくり撮影してもらうというのは?』と提案したのよ。だれも反対する人なんていなかった」と、お披露目が2日後になった舞台裏を説明した。