いつからいつまで高温期⑤高温期の平均期間は?

高温期が何日間なのかは排卵日の数日後から生理の始まった日までのほぼ2週間ほどが平均期間と言われていますが、個人差があり全ての人に当てはまるわけでもありません。

生理周期が30日前後でほとんどズレることなく生理が来る人は2週間ほどの平均期間に当てはまりやすいですが、生理周期が短いもしくは長い人だと高温期の平均期間も変わってきます。まずは自分の高温期の平均期間を知るためにも基礎体温の計測を続けることが重要です。

基礎体温の計測の平均期間は3ヶ月ほどといわれていますので、少なくとも3ヶ月は計測を続けてグラフを作っていきましょう。

いつからいつまで高温期⑥排卵日はわかる?

基礎体温のグラフから排卵日を正確に知るのは難しいです。ただ、数ヶ月の基礎体温のグラフからある程度の目安をつけて排卵日を予測することは出来ます。ちょっと前までは最低低温日が排卵日であるといわれていましたが、最近では最低低温日から数えると1日~3日後が排卵日であると訂正されています。ひと月最低低温日の翌日が排卵日だったとしても、個人差もありますし、月によっての体調の変化やホルモンバランスなどの影響もあるので毎月最低低温日の1日後が排卵日であるともいいきれません。

より正確な排卵日を知りたい人は基礎体温グラフと排卵チェッカーなどを併用することによって排卵日の特定の確立が上がります。基礎体温グラフを見て、最低低温日を記録したら翌日から排卵チェッカーなどを使って排卵日を特定していきます。

排卵検査薬は通常LHホルモン(黄体化ホルモン)の数値を計って測定します。黄体化ホルモンとは排卵を指示する役割を持つホルモンなので、排卵検査薬が陽性になっても排卵はまだ行われていません。妊娠検査薬が陽性になる=排卵の指示が出たということで、排卵の指示が出てから数えると16時間~24時間後に排卵されていることがわかっています。

生理日から数えると2週間前くらいが排卵日であると昔から言われています。これは現代でも同じで、次の生理予定日から数えることによって排卵日の予測をたてれます。自分の基礎体温のグラフを見比べて大体の周期がわかったら、生理日から数えることも次の生理予定日から数えることも可能です。

いつからいつまで高温期⑦妊娠しやすいのはいつ?

妊娠するためには受精しなければいけません。そのために卵子と精子の寿命をまずは知っておきましょう。卵子は排卵されてから2日ほど、精子は3日~1週間ほどと言われています。精子の方が断然寿命が長いので排卵日の3日前に性交渉を行っても受精する可能性はあるわけです。

過去の統計では最低体温日の前日で5%、最低体温日の当日で22%、最低体温日の翌日で40%、最低体温日の翌々日で22%という妊娠確率の統計があります。この数値からでも最低体温日の翌日が1番妊娠しやすい日であることは頷けますが、最低体温日の前後も可能性が0ではないので、この4日間を含めパートナーと仲良くすることで妊娠の可能性がぐっと上がります。