高温期はいつからいつまでなのか。何日間続くのが普通なのか。妊娠を望んでいる人なら誰でも気になるところ。まずは高温期はいつからいつまで数えるのかや平均期間などグラフも交えて基本から説明していきます。高温期の仕組みを知り排卵日が分かれば妊娠への早道です。
高温期を作る女性の体のメカニズムを知ろう
女性は妊娠して出産するための準備を体は毎月行っています。準備期間に妊娠しなかったら月経として体外に何日間かかけて流しだします。この準備前の何日間、準備期間の何日間、月経中の何日間、月経後の何日間で分泌されるホルモンが変わり、体温にも反映されていきます。それが、よく耳にする高温期や低温期という言葉で表されます。高温期にも低温期にも平均期間がありそれを元に自分の体調管理もしていきます。
自分の生理周期を把握して
高温期を割り出すためにも、自分の生理が何日間でくるのかを知っておく必要があります。平均期間は28日~31日で生理が来る人が多いですが、24日間と短い期間で来る人や逆に1ヶ月半や2ヶ月と遅い人もいます。あまりに生理までの平均期間が短かったり長すぎる人は排卵をしていない可能性もありますので、一度婦人科で検査してもらうといいです。無排卵月経の場合、生理痛も酷くなる場合が多いので生理痛改善のためにもなります。
高温期はどうやってわかる?
高温期や低温期を知るためには、まず基礎体温を測っていく必要があります。基礎体温は普段の体温測定とは違い、専用の基礎体温計を使って、朝起床前に計る必要があります。計り方は基礎体温計にもよって微妙に違いますが、基本的には目覚めてすぐのまだ布団の中にいる時にトイレに行ったりお茶を飲んだりせず、舌の下に体温計を入れて計るのが一般的です。
なんで基礎体温計が必要?
基礎体温計は普段の体温計と違って小数点以下の数値が二桁まで計ることができるのでより正確な体温を計ることができます。もう一つの違いは、計る場所です。普段の体温計はわきの下で計るのが一般的ですが、(最近は耳やおでこなどで計る体温計もありますが)基礎体温計は舌の下、つまり口の中で計ります。舌の下はわきの下で計るより0.3~1℃体温が高く出ると言われていますが、より体内温度に近い体温が計れるということです。
基礎体温はいつからいつまで計ればいいの?
基礎体温を計り始めたら数ヶ月は続ける必要があります。最低でも3ヶ月は続けるように言われています。それは、生理周期をキチンと知る必要があるのと同じで基礎体温も自分の基本のグラフを知っておくためです。1ヶ月だけではその月だけの事なのか、毎月そうなのかの判断がつかないためです。数ヶ月続けて自分の基礎体温のグラフがどうなるかを知れば、その後は排卵日の確立の高い1週間だけ基礎体温を計り排卵日を知ることも出来ます。
1ヶ月の基礎体温はいつからいつまで?
基礎体温を計るにしても初めてだといつから計り始めればいいのかわからない人もいると思います。いきなり基礎体温を計り始めてもグラフの意味が分かり辛くなります。基礎体温を計っている人なら知っていますがこれから計り始めようと言う人も聞いた事がある「リセット」という言葉。このリセットは生理が始まった時に体温がリセットされることからそう言います。つまり、生理が始まった日から次の生理がくるまでを1ヶ月としてグラフ表示していきます。