妊娠40週目の出産の兆候(5)子宮口が開いてくる
妊娠40週目の出産の兆候の5つめは、子宮口が開いてくることです。子宮口が開いているかどうかは自分では確認することはできません。
医師に赤ちゃんのエコー写真を撮ってもらう時などに子宮口付近を触診される場合がほとんどで、その時にお腹の張りなどと一緒に判断されます
個人差はありますが何度か出産を経験している経産婦の人は子宮口が開くのは早いと言われており、逆に出産が初めての初産の人は子宮口が開くのには時間がかかります。
子宮口が開くと聞くと胎動ですぐに赤ちゃんが出てきてしまいそうで慌てる人も多いのですが、赤ちゃんは子宮口が10センチ開かなくては産まれないと考えられています。
まだ出産までの時間の余裕はありますので、落ち着いて入院のための準備などを始めましょう。
妊娠40週目の出産の兆候(6)破水する
妊娠40週目の出産の兆候の6つめは、破水です。出産を経験したことが無い人でも破水という言葉は聞いたことがあるかと思いますが、破水とはその名の通り赤ちゃんを包んでいる膜が破れて中の羊水が流れ出ることをいいます。
通常はまず陣痛がありその後に破水が起こるものですが、出産は予想外なことも起こるものです。破水した場合は赤ちゃんを守る羊水がなくなってしまうため、すぐにでもかかりつけの医師に連絡を取る必要があります。
突然の破水はエコー写真などを定期的に撮っていても予想がつきません。エコー写真はお腹の赤ちゃんの様子を知るための1つの方法に過ぎないのです。
破水は多くの場合でお腹の張りや痛みなどはありません。気がつくと股が生暖かい液体で濡れていたという人や、生臭い匂いがして気付いたという経験をした経産婦の人もいるでしょう。
おしるしもなく陣痛もない破水は急なことで非常にビックリしてしまいますが、まずは落ち着いて病院への交通手段を考えましょう。
移動中に出産が始まってしまうこともあるため、自分で車を運転することは危険です。家族がいる場合は付き添いを頼み、タクシーなどを手配するのがオススメです。
病院に向かう時は万が一赤ちゃんが出てきた時や破水の量が増えることを考え、バスタオルを何枚か持っていくことを忘れないようにしましょう。
妊娠40週目を過ぎても陣痛が来ない場合はどうするの?
妊娠40週目の出産の兆候をご紹介致しましたが、いつまでたってもその兆候がみられないとお母さんは焦ってしまうものです。「このまま死産するのではないか?」「産まれないんじゃないか?」と不安に思う気持ちもあるでしょう。
しかし出産は妊娠41週目と6日目までは正常な出産と言われています。妊娠40週目はそれまでにはまだ時間がたくさんありますので、お腹の張りもなく赤ちゃんの胎動も元気な時はぜひ陣痛を促す方法を試してみてはいかがでしょうか?
経産婦の人とは違い初産の人は出産に対する不安が高いため、臨月になるとどうしても家にこもって安静にしていようと考えてしまいがちです。
しかし実は陣痛を促すためには、少し体を動かした方が効果的だということが分かってきました。お腹の張りを誘発するような無理な運動はNGですが、妊娠40週目のお母さんにオススメの陣痛の促し方をご紹介します!