妊娠40週目の出産の兆候(2)便秘が解消する
妊娠40週目の出産の兆候の2つめは、便秘が解消することです。妊娠中というのは後期になればなるほどお腹の赤ちゃんのことを考えてしまい強くいきむことが出来なくなります。出産経験のある経産婦意外の人は、いきむことが死産につながると考え、赤ちゃんが産まれないという恐怖から便秘になってしまうこともあります。
そのため少し固くなってしまった便をスムーズに出すのが難しくなり、お腹の張りなどの症状が出る人も多いのですが、お母さんの体がいざ出産準備に入るとウソのように便秘が解消する場合があります。
妊娠間際に便秘が解消するというのは、経産婦の人は経験があるのではないでしょうか?
これは出産に向けて女性ホルモンのバランスが変化するためだと考えられており、腸の働きが活性化されるためだといわれています。便秘が解消するだけでなくおならの回数や量も増えることもあります。
女性にとっては便秘の解消は嬉しくてもおならが増えることは恥ずかしいものですが、出産までの辛抱です。あまりおならを我慢するとお腹の張りが出たり、気分が悪くなることもあるため、上手にトイレで発散するようにしましょう。
妊娠40週目の出産の兆候(3)おしるしがある
妊娠40週目の出産の兆候の3つめは、おしるしがあることです。おしるしとはお腹の赤ちゃんを包んでいる卵膜がはがれて起こる症状で、生理の経血のような粘着性のある液体が出てくることです。名前の通り、おしるしは出産を知らせるサインのようなものです。
おしるしはお腹の張りがない場合や傷みが無いことも多く、気づけば下着やナプキンについていたという場合がほとんどになります。
膣から出血があるおしるしは、経産婦以外の女性は思わず死産してしまったのか、赤ちゃんが産まれないのではないかと考えてしまいますが、そうではありません。
おしるしはいよいよ赤ちゃんが出てこようとしている大きな兆候の1つで、おしるしの量や回数などは人によって違います。中にはおしるしの量が少ないため、膣の周辺が炎症でも起こしたのかと勘違いする人もいるようです。
おしるしの色も鮮やかな赤色の場合もあれば、くすんだ茶色をしていることもあり、何度か経験している経産婦の人でも毎回おしるしの色が違う場合もあります。
妊娠40週目を過ぎたあたりからは、お腹の張りなどを気にするとともにトイレに行く時におしるしが出ていないか毎回きちんと確認するようにしましょう。
妊娠40週目の出産の兆候(4)前駆陣痛が始まる
妊娠40週目の出産の兆候の4つめは、前駆陣痛が始まるということです。前駆陣痛とは経産婦の人はご存知かと思いますが、本陣痛の前にくる微弱な陣痛のことです。
本陣痛に比べるとその痛みはとても控えめで、間隔なども一定ではありません。お腹の張り程度の軽い症状の場合がほとんどです。
前駆陣痛が無くいきなり本陣痛がくる人も稀に存在しますが、大抵の人は前駆陣痛を経験することになるでしょう。
前駆陣痛の痛みは一般的には生理痛のように感じる人が多いといわれています。お腹の張りに加えてお腹が重く感じる人、チクチクした腹痛を感じる人など症状はいろいろあります。
なかには前駆陣痛の痛みを胎動の痛みと勘違いしてしまう人もいます。
この前駆陣痛が起きた場合は出産間近です。まだすぐには生まれないため病院にかけ込む必要はありませんが、死産が心配な場合は医師に連絡を取り判断を仰ぐようにしましょう。