ゆず湯に入るのは?
冬至といえばお風呂にゆずを入れることが欠かせません。
冬至の日、ゆず湯に入ると風邪をひかずに冬を越せると言われています。
寿命が長く病気にも強いゆずの木にならって、ゆず風呂に入って無病息災を祈る風習になったそうです。
また、柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。
こうした語呂合せから、冬至の日にゆず湯に入ると思われていますが、 もともとは運を呼びこむ前に厄払いするためのみそぎだと考えられています。
昔は毎日入浴しませんから一陽来復のために身を清めるのも道理で、現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習があります。
冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。
端午の節句の菖蒲湯も同様です。
また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められているそうです。
ゆずの効能について
ゆずには多くの栄養が含まれています◎
特に、ゆずの皮には香り成分である精油やリモネン、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります☆
お風呂にゆずを入れると、それらの効果で血行が促進され体を温めて、風邪予防になったり、乾燥しがちな冬の肌対策にもなります*
寒い冬を越すためにも、ゆず湯が効果的なのです☆
実際にゆず湯に入ると、香りが良いのでアロマテラピー効果もあり、リラックスできますし、体もポカポカ温まるので、風邪の予防も期待できます。
これらはゆずに含まれる成分から科学的にも説明できるようです。
ゆずの効果をみると、ゆず湯は必ず入りたいですよね。
ただ、肌が敏感な妊婦中と、産まれた赤ちゃんには、どんな影響があるのでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います。