痩せるためのフォームローラーの使い方は?ダイエット効果を上げるにはどうしたらいい?

フォームローラーは間違った使い方をすると上手く効果が得られなかったり身体を傷つけてしまう恐れがあります。

そのためここではフォームローラーの正しい使い方について解説していきましょう。

痩せるためにフォームローラーを使用するタイミング

<運動前>

  • 体温上昇をしやすい身体に
  • 運動のパフォーマンス向上

<運動後>

  • 疲労回復
  • クールダウン

結論からいうと、フォームローラーは運動前と運動後の利用どちらでも身体のサポートができますが、期待される効果が変わってきます。

運動前にフォームローラーを使用すると筋肉組織の柔軟性が向上するため体温が上昇しやすくなり、ハードな動きがしやすくなるといわれています。

また、柔軟性が上がることで可動域も広がり、効率的な筋肉の動きをサポートしてくれるでしょう。

運動後にフォームローラーを使用することは、クールダウンの一環として有効です。

血液の中にたまった老廃物や疲労物質を効果的に流し、代謝をサポートすることで疲れがとれやすくなるといわれています。

また、疲労して機能が低くなった組織に刺激が加わることで血流が良くなるのがメリットです。

痩せるためのフォームローラーの基本的な使い方

<フォームローラーの基本的な使い方>

  • ほぐしたい部位をフォームローラーに乗せる
  • 痛気持ちいぐらいの負荷4往復ぐらい前後に転がす
  • 位置を少し変えて転がす or 横方向に4往復ほど摩擦刺激を与える

フォームローラーは身体のさまざまな部位に使用することができるので、ここでは主要な筋肉である太ももやふくらはぎ、お尻など痩せたい部位に注目して使用方法を解説していきましょう。

基本的な使い方としては、まずほぐしたい部位をフォームローラーに乗せ、自重をかけて圧迫しながら転がしていきます。

このときフォームローラーのデコボコや体重のかけ方によっては痛みを感じるかもしれませんが、無理せず痛気持ちいいぐらいの負荷で転がしましょう。

長時間やりすぎたり強い力でほぐしたりしてしまうと筋肉が損傷してしまうこともあるので、ほどほどに行うのがおすすめです。

また、首や肩は刺激にデリケートな部位なので直接あてるのではなく、お尻や肩などの近い部分をほぐすことで首や肩もサポートできます。

同じ部位を4往復 or 1分程度ゆっくりと転がしたら位置を変えて転がしたり、横方向の摩擦刺激を与えるとさらに効果が高まるといわれています。

横方向の摩擦刺激はスパニングともよばれ、ゆっくりと回し当てたりゆすったりすることでより筋肉がほぐれやすくなるのです。