【妊娠初期の妊婦の臭いおならへの対処法①】生活リズムを!
妊娠初期に臭いおならを減らすための対処法の1つ目は、生活リズムを整えることです。
便秘やおならに悩んだ経験がない人の多くが、自然と便通を催した時にトイレに入るとすんなりと出る、という経験ばかりだったでしょう。
しかし、自然に便通を催すことだけを考えていたら、便秘は改善できません。
特に、排便のためにトイレに行く時間を決めて、その時間には便通を催さなくてもトイレに座って軽くでも息張ってみることが大切です。
毎日同じような時間帯にトイレでいきばることで、身体が段々とその時間帯を排便の時間だと覚えるようになってくると、便通のリズムができてきて、便が出るようになります。
便が出る様になれば、おならも自然に減ってきます。
【妊娠初期の妊婦の臭いおならへの対処法②】適度な運動
妊娠初期の妊婦さんが便秘を改善しておならを減らすためには、適度な運動をすることも効果的です。
妊婦さんの運動と言えば、ウォーキングが代表的なものですよね。ウォーキングで歩くことは、自然と骨盤を動かすことになり、お腹のマッサージを体の中からやってもらえる効果があるので、便秘の改善にもとても役立ちます。
また、マタニティヨガやストレッチ、マタニティスイミングなども便秘改善に効果的です。
お腹に負担を掛けずに、身体全体を伸ばしたり、骨盤を軽く動かすような動きをしてみることで、腸を刺激して、便秘が改善されれば、自然におならも減っていきます。
【妊娠初期の妊婦の臭いおならへの対処法③】乳酸菌を摂る
ヨーグルトなどで乳酸菌を摂ることも、便秘を改善させて臭いおならを減らすための対策になります。
乳酸菌を摂って、腸内の善玉菌を増やすことで、腸内環境を改善させると、便秘の改善になり、おなら対策にも有効です。
下痢と便秘が交互にやってくるような場合も、腸内環境が悪くなっていることが多いものです。
乳酸菌は便通を良くするイメージが強いので、下痢対策ができるのはちょっと意外ですが、乳酸菌を食べることは下痢にも効果的です。
また、下痢や便秘とは直接の関係はありませんが、腸内環境を良くすることで、体の免疫力アップを図ることもできるので、面英気力が落ちる妊娠初期には風邪予防にも有効的です。
【妊娠初期の妊婦の臭いおならへの対処法④】食物繊維を摂る
妊娠初期の妊婦さんの便秘を改善させて、臭いおならを防ぐための対処法には、腸内環境を良くするために、食物繊維をたくさん食べる、というのも大切です。
食物繊維というと、生野菜サラダをたくさん食べるようなイメージがありますが、実は生野菜サラダではあまり食物繊維を摂ることができません。
というのは、生野サラダというのは野菜を食べているようで、実はそれほどたくさんの量を摂れていないのです。
野菜を摂りたければ、野菜スープなどにした方がたくさん摂ることができます。
食物繊維を摂る時に気を付けたいのは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスに気を付けることです。
水に溶ける水溶性食物繊維は野菜や果物、海藻などに多く含まれていて、便を柔らかくして排便しやすくしてくれる働きを持っています。
水には溶けない不溶性食物繊維は、豆類や穀物に多く含まれていて、不溶性食物繊維自体が水分を吸って膨らみ、腸のぜんどう運動を促進させることで、便秘を改善させる働きを持っています。
しかし、腸の中の水分が足りなくなりがちな便秘中に、不溶性食物繊維を多く摂ってしまうと、ますます腸の中の水分が足りなくなってしまい、却って便秘をしてしまうこともあります。
かといって、不溶性食物繊維を摂らずに水溶性食物繊維ばかりだと、今度は下痢気味になってしまったりします。
下痢も便秘も防いで臭いおならを減らすためには、水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もバランスよく適度に摂ることが大切です。