宮城県での田舎暮らしのメリットデメリット
ここでは、宮城県で田舎暮らしをする際のメリットとデメリットについて紹介します。移住後の住みやすさを確認するためにも、良い面・悪い面の両面に注目してみましょう。
メリット
宮城県に住むことで得られるメリットは主に以下の3つです。
- 食べ物がおいしい
- 穏やかな気候
- 移住支援の充実
宮城県は、自然環境の良さから得られる豊富な食材や、1年をとおして穏やかな気候の中で過ごせる移住地です。それでは各メリットについて解説していきます。
食べ物が美味しい
太平洋に面している宮城県は、世界三大漁場のひとつである「三陸沖」に隣接していることでも有名です。サンマや戻りガツオなど、新鮮な海産物が毎日水揚げされます。牡蠣の養殖も盛んですよ。
海産物だけでなく、「ひとめぼれ」や「ささにしき」といったお米は全国的にも知られており、仙台牛などのブランド肉も宮城県を代表するグルメのひとつです。「食へのこだわりが強い」「毎日おいしいものを食べたい」という方にとって、宮城県への移住は最適ではないでしょうか。
穏やかな気候
宮城県は、東北地方にあるために冬の厳しい寒さをイメージする方も多いのではないでしょうか。たしかに山沿いでは積雪が多いですが、太平洋側のエリアでは雪は比較的少なく、一週間以上積雪が残ることはほとんどないとか。また、夏は真夏日や熱帯夜が少ないのが特徴で、梅雨時期も蒸し暑くなることは少ないため、1年を通して穏やかな気候の中で暮らせるでしょう。
移住支援の充実
宮城県では「宮城まるごとOnline」というサイトを運営しています。ここでは、宮城県35市町村の暮らしやグルメ、仕事に子育ての詳しい情報が掲載されています。「県北エリア」「三陸エリア」「仙台エリア」「仙南エリア」と大きく4つに分けられる宮城県ですが、各エリアのバーチャルツアーが体験できるコンテンツもあります。
宮城県の暮らしがリアルに感じ取られるサイトは、宮城県に移住を検討している方にとって貴重な情報ばかり。創業から就職、漁業や林業など、職に関する相談・体験ができる施設の紹介もあります。定期的に「移住フェア」というイベントも開催しているため、ぜひ参加してみてくださいね。Zoomで参加できるので遠方の方でもOKですよ。
そのほかにも各エリアでさまざまな移住支援制度を設けています。まずは「宮城まるごとOnline」をのぞいて、自身に合いそうなエリアのピックアップからはじめてみてはいかがでしょうか。
デメリット
宮城県での田舎暮らしを考えている方は、メリットだけでなくデメリットにも目を向けましょう。
- 車が必要のため維持費が発生する
- 地震などの天災を受けやすい
宮城県で田舎暮らしをするとなると、どうしても車が必要です。また、過去に地震や大雨による被害が多発しているため、災害対策が必須となります。デメリットをしっかりと把握し、自身が対応できるのかを見極めてから移住を決行しましょう。それでは各デメリットについて詳しく解説していきます。
車が必要のため維持費が発生する
宮城県で田舎暮らしをするには、車が必須という声が多く見受けられました。宮城県での田舎暮らしは、都市部に比べて、物価や住居費などが安くなりますが、車の維持費が発生することを頭にいれておきましょう。公共交通機関が発達していない、バスや電車の本数が少なめなエリアの主な移動手段は自家用車となります。「そもそも車の免許がない」という方にとって、宮城県の田舎暮らしは不便に感じるでしょう。また、「ずっと運転していないから、運転技術に自信がない」という方は、移住前に運転の感覚を取り戻す必要があります。
地震などの天災を受けやすい
宮城県は、地震や大雨による被害を受けやすいエリアであります。その分、宮城県ではさまざまな災害対策に取り組んでいますが、移住後はまず災害時の避難場所などの確認をしておきましょう。とはいえ、天災は宮城県に限らず全国どの地域でもいつ発生するのか予測できません。日ごろから必要最低限の災害対策は心がけましょう。