【母乳はいつまで?】育児用ミルクの種類

育児用ミルクには色々な種類があります。
育児用ミルクは牛乳の成分を人に合わせて調整したもので、新生児から離乳食の時期まで活用することができます。

特別なケースの育児に開発された育児用ミルクもあるのでご紹介します。

①低出生体重児用粉乳

低体重で生まれた新生児に向けて開発された育児用ミルクです。
低出生体重児は2500g未満で産まれた赤ちゃんです。

少量でも栄養が豊富で体重が増加しやすく、未熟な消化器官でも負担がかからないように調整されたミルクです。

②フォローアップミルク

離乳食を食べだす頃、離乳食だけでは栄養が不足してしまうので補強するためのミルクです。

この頃は牛乳を摂取することも可能ですが、月齢が低い赤ちゃんは消化機能が未熟であるため牛乳でお腹を壊すこともあります。
なので、フォローアップミルクをあげることが多いです。

③アレルギー調整粉乳

牛乳がアレルゲンとなる赤ちゃんもいます。

兄弟にそういった子供がいる場合、赤ちゃんのうちに牛乳を摂取すると牛乳アレルギーになってしまう可能性があります。
そこで、牛乳のたんぱく質を細かく分解したペプチドミルクを与えます。

④大豆タンパク調整乳

牛乳たんぱく質に対するアレルギーを持つ赤ちゃんにあげるミルクです。
大豆を原料としているのでアレルギーを心配しないで済みます。

⑤無乳糖ミルク

赤ちゃんが乳糖不耐症の場合は育児用ミルクや母乳の乳糖を分解できず下痢を起こしてしまうことがあります。

乳糖を含まない無乳糖ミルクをあげることで下痢を抑えることができます。

母乳はいつまであげるべき?理想は?
(画像=『Lovely』より引用)

【母乳はいつまで?】離乳食が完了すれば卒乳?

月齢に合わせた離乳食、初めての子供だと本に頼って焦りますよね。
ですが、赤ちゃんが離乳食を食べないからと断乳を考えることはやめましょう。

母乳から乳糖、カルシウム、ミネラルなどの豊富な栄養を摂取しているからお腹がすかないので離乳食が進まないのかも?と考えてしまいます。
そこで突然断乳して離乳食をあげると急激な栄養不足で成長に影響が出る可能性がありますよ。

食べることに慣れていないと偏食になりがちです。
食べやすいうどんやご飯ばかりとなってしまうと成長曲線のぎりぎり下を進むことになってしまいます。

最低限の栄養は必要です。
理想的な栄養を含んだ母乳をあげながら食べることに慣れさせる努力をしましょう。
パパ、ママが食べていると子供は欲しがるものです。
一緒に食事して同じものを分けるようにして離乳食を進めて行きましょう。

【母乳はいつまで?】母乳が多い・少ない人の差は?

体質で母乳が出ない人の割合は1%ほどです。
最初からきちんと手入れすれば平均的な女性であれば母乳が出ます。

産後に助産師さんに行ってもらう母乳マッサージはこれでもかともみ倒すので痛さに耐えきれず手入れを行わないと母乳はうまく出てきません。
最低でも一週間は痛さを我慢して母乳マッサージを続けましょう。

そして、疲労やストレスは母乳の量に大きく影響を与えます。
不安症で、出ないかもしれない…と考えてしまう人は母乳が少なくなります。
気にせず、マッサージをしてこれは出るぞ!と思っている人は母乳が多いです。
これはストレスによってホルモンバランスが変わることが原因かもしれません。

妊娠後期、分娩時にピークを迎える「プロラクチン」は母乳を生成するホルモンです。
プロラクチンが作用して、乳腺では母乳が生成されます。
ストレスで分泌が滞ると母乳は生成されません。

また、プロラクチンは産後減少しますが赤ちゃんが乳首を吸うことで再分泌されます。
母乳が出ないから育児用ミルクに切り替えるのではなくて、出なくても赤ちゃんに乳首を吸わせるようにしてホルモンの分泌をうながしましょう。

母乳を乳頭から押し出すためにはオキシトシンも必要です。
オキシトシンの分泌が滞ると母乳の押し出しが弱まり排出される母乳が少なくなってしまいます。

まとめ

母乳をいつまで続けるかはお母さん次第です。

妊娠前や妊娠中は母乳を続ける理想を持っていても、出産後に母乳が出ない人もいれば、色々な事情で断乳しなければならない人もいます。

それでも、初乳だけはきちんとあげて下さいね。
お母さんと誕生したばかりの赤ちゃんが初めて行うスキンシップを楽しみましょう。


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