2022年版!住みたい田舎ランキング【人口5万人以上〜20万人未満】

人口別!移住先におすすめの田舎暮らしランキング15選
(画像=『移住したい』より引用)

人口5万人以上の地域はその周囲の中心市といってよいでしょう。程よく田舎で程よく都会ということが最も当てはまる地域です。ここでは自然もある便利な生活が送れる地域を紹介していきます。

第3位:大分県日田市

人口別!移住先におすすめの田舎暮らしランキング15選
(画像=『移住したい』より引用)

大分県日田市は大分県の北西部に位置する市で福岡県と熊本県の県境に位置する市です。
「田舎暮らしの本」における「住みたい田舎ランキング人口5万人以上〜20万人未満のまち」では第3位を獲得し大分県では県外からの移住者数が6年連続1位でもあります。

日田市は古くから市周囲の山間部での林業が栄えており、中でも「日田杉」と呼ばれる杉はブランド価値があります。農業はら梅、栗、キノコなど山間地に適した作物が育成され、良質の水でも知られる日田天領水は鮎が有名ですし、おいしい水を使った日本酒や焼酎の酒造業も古くから営まれています。

日田市では定住の意思がある移住世帯に対して1万円の商品券が渡される「移住奨励品支給事業」があります。また「結婚新生活応援事業」として新婚夫婦世帯の新居の住居費や引越費用、リフォーム費用の補修費用に最大30万円の補助があります。

さらに「子ども医療費助成事業」として子供の通院・入院費も自治体で補助してくれますし「児童手当」として1人当たり15000円程度の支給もあります。

新規就農支援としてファーマーズスクールで技術研修もできるので、移住後に農業をしたい人にもおすすめの地域です。温かな大分県で、豊かな自然ライフが日田市では満喫できます。

第2位:愛媛県今治市

人口別!移住先におすすめの田舎暮らしランキング15選
(画像=『移住したい』より引用)

愛媛県今治市は「田舎暮らしの本」における「住みたい田舎ランキング人口5万人以上〜20万人未満のまち」では第2位で、「子育て世代が住みたいまち」では1位を獲得しています。
今治市は広島県尾道市を結ぶしまなみ海道があり、高縄半島と、芸予諸島にまたがっています。瀬戸内海側以外だと市街地がある平野部と緑豊かな山間部もあり気候は温暖で降水量が少なく過ごしやすく、自然災害も比較的少ない地域になります。

山地から、瀬戸内海沿岸及び島嶼部まで多様な自然環境を有しており、自然環境を活かした農業も行われており、中でもみかん・いよかんなど柑橘類の栽培が盛んです。今治市では市外から移住した人が住宅を新築したり購入した場合には最大30万円が支給され、中学生以下の子供と同居の場合は1人につき10万円が支給される「移住促進事業費補助金」があります。

さらに、「移住者住宅改修支援事業費補助金」では空き家バンクに搭載されている住宅を購入または賃貸し、改修を行う場合には最大200万円の改修費が出ますし、この場合でも中学生以下の子供がいる世帯は最大400万円の補助があります。「小中学生の医療費助成」や「子育て応援ヘルパー派遣」など子育てしたい街としての取り組みも多いのが今治市の特徴です。
この様な取り組みが「子育て世代が住みたいまち」に選ばれる理由と言えるでしょう。

第1位:愛媛県西条市

人口別!移住先におすすめの田舎暮らしランキング15選
(画像=『移住したい』より引用)

愛媛県西条市は「田舎暮らしの本」における「住みたい田舎ランキング人口5万人以上〜20万人未満のまち」では見事第1位を獲得しています。
西条市は西日本最高峰石鎚山の麓に位置した街で、瀬戸内海にも面しており、国の名水百選にも選出されている「うちぬき」と呼ばれる自噴水によって育まれた自然豊かな街です。日本一の生産量を誇るはだか麦やあたご柿、さらに春の七草など多種多様な農作物の一大産地で愛媛県下で3番目に広い面積を誇りつつも海、山、平野が揃った風光明媚な地域として有名です。

西条市を取り上げるにあたって外せないのが「起業型地域おこし協力隊」です。「地域おこし協力隊」として若者のチャレンジを応援する取組を行ってきた西条市に移住者が集まっているのは納得です。
そして移住を考える人に向けてお試し住宅がある他、1泊2日の無料移住ツアーを完全オーダーメイド型で行っているなど、移住前から手厚い歓迎があります。

西条市は合計出生率が四国で第1位の実績を誇っており、子育て支援も充実しています。産後のサポートや待機児童ゼロの保育環境、中学生まで医療費は無料と子育て世帯に優しい取り組みを行っています。さらに学校教育分野にICTを活用した豊かなまちづくり「スマートシティ西条」を掲げており、未来を担う子供たちに豊かな教育環境を提供しています。この様に西条市では、子供の未来を見据え、若者の挑戦を応援する土壌があるので今後も若者の移住者が増えてくることでしょう。