サウナダイエットが逆効果と言われる理由

サウナダイエットは意味ない?サウナで太りにくいカラダをつくる方法
(画像=『Rolmy』より引用)

サウナに入ることで「痩せ体質」への変化が期待できることを解説しました。

しかし「サウナダイエット」と検索すると、「サウナダイエット意味ない」「サウナダイエット逆効果」という言葉も出てくるのも事実。

一体なぜ、「サウナダイエット」に対する否定的なワードが出てくるのでしょうか?
実体験もふまえて、サウナダイエットが逆効果と言われる理由を解説します!

①サウナ後に体重がグッと下がるから

サウナダイエットは意味ない?サウナで太りにくいカラダをつくる方法
(画像=『Rolmy』より引用)

冒頭でも解説しましたが、サウナ後は1〜2キロほど体重が減少します。
サウナで汗をかくと、体内の水分が減少するからです。
しかし注意したいのは、ここで減った体重は元に戻ること!

このメカニズムを理解しないままだと、
「サウナの後体重が減ったはずなのに、またすぐ戻った…」
「サウナの後調子に乗って食べ過ぎて、結局リバウンド…」
とダイエット中の敏感なメンタルに大きなダメージを与えてしまうことに。

サウナ後の体重に一喜一憂してしまうと、「サウナダイエットなんて意味ない」と感じてしまうかもしれません。

サウナダイエットは継続が大切!
サウナ後の体重に惑わされないよう気をつけましょう!

②サウナ後のご飯が美味しいから

サウナダイエットは意味ない?サウナで太りにくいカラダをつくる方法
(画像=『Rolmy』より引用)

サウナ愛好家の間では「サウナ飯」という言葉があるほど、サウナ後のご飯は非常に美味しく感じられます。

サウナ後ごはんがおいしく感じられる理由は大きく分けて2つ。

①感覚(=味覚)が鋭くなるから
②内臓(=胃腸)の調子がととのうから

サウナに入ることで、脳内の「頭頂葉」が活性化すると言われています。
頭頂葉は、カラダのあらゆるセンサー的な役割を担う場所。

頭頂葉が活性化すると、感覚の一つである味覚が鋭くなり、いつもよりも味が濃く感じられるのです。
いつもよりお米の味が濃く感じたり、フルーツの味が濃く感じられたり。
深い味までしっかり感じられ、「ご飯が美味しい!」と感じられます。

また、サウナに入ると血流が良くなり、内臓の調子がととのうと言われています。
胃腸の調子が活発になるため、サウナのあとはなぜかお腹が空き、ご飯がいつもより美味しく感じられます。

つまり、サウナの後はご飯が美味しくて、つい食べすぎてしまう可能性が大きいのです!
「サウナダイエット意味ない」と言われる理由は、つい食べすぎてしまい、必要以上にカロリーを摂取してしまうからだと言えるでしょう。

ダイエット中のサウナの後は「食べすぎないこと」が大切ですね。

③カロリー吸収率が上がるから

サウナダイエットは意味ない?サウナで太りにくいカラダをつくる方法
(画像=『Rolmy』より引用)

サウナ直後はカロリーの吸収率が上がることも、「サウナダイエットは逆効果」だと言われる理由のひとつです。

サウナ→休憩を繰り返すと、脈拍はゆっくりになり、手足がじんわりあたたかくなります。
カラダがリラックスしている時に働く「副交感神経」が優位になっている証拠です。

人間は、緊張状態に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」のバランスが非常に重要だと言われています。
近年サウナが注目されている理由は、日常生活ではととのいにくい、交感神経と副交感神経(=自律神経)のバランスをととのえてくれるからです。

この副交感神経が優位になると、消化管がよく働くようになります。
つまり、サウナ後は消化・吸収が効果的に行われるためカロリーの吸収率が上がるというわけです。

サウナの後にカロリーの高いものを食べれば食べるほど、良くカラダに吸収されてしまうので、サウナ後の食事の内容には注意が必要ですね。