アップドッグの注意点3つ
アップドッグは間違って行うと別のポーズになってしまったり、効果が半減したりします。
アップドッグを行う際に特に気をつけたい注意点を3つご紹介します。
手の位置
アップドッグは恥骨から太もも、ヒザが床から浮くポーズです。
手とつま先で床を押してカラダを支えてキープするポーズです。
しかし、下半身が床からほとんど浮かない方も多いものです。
そのような場合に確認したいのが“手の位置”です。
腕を伸ばした時に、肩の真下に手がくるのが正しいアライメントです。
手の位置がこれよりも前にあると、腕を伸ばしても下半身が浮かないことも。
また、手の位置が肩より後ろにあると、手首に負担がかかり、怪我の原因になりかねません。
肩の真下に手がくるように手の位置には注意しましょう。
腰から反ってしまう
アップドッグでは、カラダの柔軟性が高い方は特に、腰から反らせようとしてしまいがちです。
柔軟性に頼って腰から反らせてしまうと、筋肉が正しく使われないため、腰痛を招きかねません。
背中を遠くに長く伸ばし、肩甲骨を引き締めて胸を開く、という風に意識してみましょう。
肩まわり
アップドッグでは、腕でカラダを支えるため、肩がすくんで首が短くなってしまう方も多いです。
実はこれは、肩甲骨や腕まわりの筋肉を正しく使えていない証拠なのです。
肩甲骨をしっかりと引き締めて、二の腕でしっかりと床を押すように意識すると、肩も下に下がり、耳と肩の位置が離れて、首が長くなります。
肩まわりの筋肉がお休みしていないか、確認してみましょう。
アップドッグとコブラのポーズは似て非なるもの!
アップドッグと見た目が似ているものに、「コブラのポーズ」が挙げられます。
しかし、ふたつのポーズは見た目は似ているものの、作用する筋肉が違います。
コブラのポーズは、腕に体重はほとんどかけず、軽く支える程度。
恥骨と太ももで床を押し、下半身はしっかりと床についています。
一方、アップドッグでは、腕にしっかりと体重をかけ、手とつま先でカラダを支えます。
それぞれのポーズの違いを理解して、ポーズを行いましょう。
正しいアップドッグはメリットがたくさん!
アップドッグは細部が難しいポーズです。
アライメントを正しく行うことで、しっかりと効果が得られます。
この機会にご自身のアップドッグを見直してみましょう。
提供・yoganess
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