「4kiz」は、新渡戸文化アフタースクールで小学生25名を対象に、12歳以下子ども向けSNSアプリ「4kiz(フォーキッズ)」を活用したSNSリテラシーを学ぶワークショップを8月10日(水)に実施した。
小学生が子ども向けSNSに投稿するワークショップ
ワークショップの講師は「4kiz」代表取締役CEOの本山勝寛氏が務め、参加した小学1~4年生の子どもたちは全員SNSに投稿するのは初めての経験。
まず初めに同氏からSNSを利用する際に、名前や住所など個人情報を書かないことや、人を傷つけるような言葉を書かないことなどの注意点、「4kiz」上ではNGワードの設定によりそういったことができないように設定されていることが説明された。
「4kiz」のアプリ画面をスクリーンに映し出すと、他の同世代の小学生が投稿したイラストやアニメ、マインクラフト作品、釣った魚などのショート動画を興味深々に見ていたそうだ。実際の投稿例を見ながら、創作品や発見したこと、生き物観察など、どんなものを投稿したらよいかを確認し、動画の撮影や編集の仕方を子どもたちが学んだ。
「4kiz」内に実際に投稿
その後、学校の魅力を動画で撮影し、実際に「4kiz」に投稿してみようという題目でワークを実践。一人ひとりが学校で配布されているタブレットを持って学校内を散策した。
校内の植物やグラウンド、アフタースクール内の漫画、児童が作った作品などを撮影し、スタンプやテキストをつけて編集した上で「4kiz」内に実際に投稿が行われた。
参加した小学生の感想
初めのうちは「分からない」「どうやってやるの?」という声が多かったところから、段々とやり方に慣れていき、「投稿できた!」「ぼくのやつが出てきた!」「コメント返信して!」など、初めてのSNS投稿に子どもたちは達成感を覚えた様子。
ワークショップ内では、友達の投稿に対して「きれいな花だぁ」「すごい」「オススメの本あります?」とアプリ上でコメントをしてみるなど、早速相互のやり取りも見受けられた。参加した子どもたちからは「おもしろかった」「友達の投稿がすごかった」といった感想が挙がっている。
本山勝寛氏の子どもたちへのメッセージ
講師を務めた本山勝寛氏は、『4kizで投稿したものは、ここにいる友達だけじゃなく、全国の同じ小学生にも見てもらえます。これから、自分でつくってみたものや発見したこと、すごいなあと思ったものなどを動画に撮って、4kizに投稿したり、友達の投稿にコメントしてみたりしてください。近いうちに日本だけじゃなく、世界中で使ってもらえるようにするので、みんなが世界中の子どもたちとつながりあえる場所にしたいです』と子どもたちにメッセージを送った。
同社では、学校や学童、子どもに教育プログラムを提供する団体・企業にも、子ども向けSNS「4kiz」アプリの利用を促進していくという。
インターネットを利用するのが当たり前になった今日、「4kiz」の活動に注目してみては。
(角谷良平)