40代までは一度も考えた事がなかったこと。

50代になって、友達が重い病気を患ったり、同年代の仕事仲間が病気で亡くなって辛い別れを経験するようになると、つい考えてしまうことがあります。

それは「自分には後どれくらいの時間が残されているのだろうか?」ということ。

私たちの年代は休むのが苦手な人が多い。体調が少し悪くても、気分がすぐれなくても、なかなか言い出せないというか、気合いで頑張ってしまうところがあります。考えてみたら私たちの親世代はもっと苦手だったと思います。私は父親が有給休暇を使ったところを見たことがありません。

私が週末以外に休暇を取るようになったのは、はっきり覚えていませんが45歳を過ぎた頃からだと思います。会社員時代はほとんど有給を使わず、起業後も最初の数年はお休みどころか、土日もオフィスで過ごしていました。