クリームチーズの代用2【水切りヨーグルト】
次にご紹介するのが、ヨーグルトを水切りして作る方法です。
こちらは、ギリシャヨーグルトとも呼ばれていてレアチーズケーキに近い状態になるのが特徴です。
最近は製品化されているギリシャヨーグルトも売られていて、人気ですよね。
では作り方を見ていきましょう。
【材料】
- プレーンヨーグルト 1パック
- 塩 ほんの少し(1つまみよりも少なくてOK)
- スキムミルク(なくてもよい)
【準備しておく道具】
- ザルもしくはコーヒードリッパー
- ザルやドリッパーの下にセットしておく器やカップ
- キッチンペーパーかドリップペーパー
ザルを使う方法と、コーヒードリッパーを使う方法が有名です。
どちらでも同じようにできあがりますので、自分の使いやすい道具を選んでください。
少量しか作らない時には、コーヒードリッパーだと冷蔵庫の中でも場所を取らないのでおすすめです。
【手順】
①プレーンヨーグルトにほんの微量の塩を入れて、よくかき混ぜておく。
②ザルの場合はキッチンペーパーを敷き、器の上にセッティングする。コーヒードリッパーの場合はドリップペーパーをセットして、器やカップの上に置く。
③ザルやコーヒードリッパーにヨーグルトを入れて、半日~1晩冷蔵庫で冷やす。
④水が切れたら完成。1晩以上放置したら絞らなくてよいが、数時間の場合は少し手で絞る。
(絞る場合は、破けないように新しいペーパーに移し替えてから)
味見して、ミルク感が欲しい場合はお好みでスキムミルクを少量入れてよく混ぜると完成です。
プレーンヨーグルトは、メーカーによっては酸味がないので酸味が欲しい場合はごく少量のレモン汁を入れてから水切りするとよいです。
(私が使用したプレーンヨーグルトは酸味があったので、レモン汁なしでも十分でした)
また、ミルク感が欲しい場合にいれるスキムミルクはごく少量ずつ味を確かめながら混ぜて下さい。
スキムミルクがない時には粉ミルクやクリープでもよいですが、スキムミルク以上に慎重に味見をしながら混ぜた方がよいかもしれません。
私の場合はスキムミルクを入れなくても十分に美味しかったので、甘党の人以外ならそのままでもいいと思いました。
食感は、まったりとしていて濃厚なレアチーズケーキに近かったです。
味はさっぱりとした味わいで爽やかさを感じました。
パンにのせるよりも、そのまま食べる方がデザート感があって美味しく感じました。
ハチミツやブルーベリージャム・フルーツソースをかけると、よりチーズケーキ感が増すのでおすすめですよ!
本物のクリームチーズよりも脂肪分が少ないので、ダイエット中の人にもおすすめです。
この水切りヨーグルトは、チーズケーキの材料としてもクリームチーズ代わりに使えます。
本物のクリームチーズよりお値段が控えめなので、コスパも高いのではないでしょうか?
水切りした時に出た水分は、ホエーといってタンパク質などの栄養が含まれているので、飲んだり料理やお菓子・パン作りに使うと良いです。
ホエーは、ホエイプロテインに含まれる成分と同じだといわれています。
飲む時は、牛乳と少しの砂糖を混ぜると飲むヨーグルトのような味になり飲みやすいです。
そのまま飲んでも意外とごくごく飲めて美味しいです。
ホエーは美容や健康によいので、捨てないで活用して下さいね。
クリームチーズの代用3【牛乳+生クリーム+レモン汁】
次に紹介するのは、牛乳を使った方法です。
スーパーが開いていない時間でも、コンビニなどで手に入りやすい牛乳や生クリームを使う方法をご紹介します。
牛乳500ccと生クリーム1パックから大量のクリームチーズができるので、量が必要な時におすすめな方法です。
コスパも高いと思いますので、ぜひ試してみて下さい!
【材料】
- 牛乳 500cc
- 生クリーム 1パック(200cc)
- レモン汁 50cc(酢でもOK)
- 塩 1つまみ(入れなくてもよい)
【準備しておく道具】
- ボウルもしくは鍋
- ザル
- ザルの下に置くボウル
- キッチンペーパーか布巾
【手順】
①牛乳と生クリームを分量通りに鍋かボウルに入れて加熱する(ボウルの場合は電子レンジで加熱)
沸騰させずに50~60℃になるようにする(指でなんとか触れる位の温度にする)
②50~60℃になったら、分量通りのレモン汁か酢を入れる。20秒ほど、動かさずにそっとしておく。混ぜるのもダメ。
③20秒経ったら、木べらなどを優しく動かしてそっと混ぜていく。少しずつ分離していくのでしばらく、優しく混ぜる。
④ドロドロしてきたら、キッチンペーパーか布巾を敷いたザルにあける。下に液体(ホエー)を受け止めるボウルや器をセットしておく。
⑤2~3時間水切りをする。水切りする間は冷蔵庫に入れておく。
硬めのクリームチーズにしたい場合は、1時間経過したあたりで別のキッチンペーパーか布巾に移して、そっと絞る(破けないように気を付けて)
⑥3時間以上水切りをしたあとに1つまみの塩を加えて、よく練る。なめらかになるまで練ったら完成!
この方法だと、大量にホエーができます。
大量なので、飲むほかにもパンケーキやお菓子作りに使うのがおすすめですよ。
この作り方の最大のポイントは、⑥の工程です。
最後の工程でよく練る事でカッテージチーズの状態からクリームチーズに変わっていくので、とにかくしっかりと練って下さいね。
他の方法に比べて、ちょっと手間がかかりますが生クリームを入れて作っているのでクリーミーな仕上がりになります。
ちょっとお値段は高くなりますが、動物性の生クリームを使うとよりこっくりとした仕上がりになります。
私は植物性の生クリームで作りましたが、植物性でも十分美味しかったです。
ちなみに私の場合はレモン汁がなかったため、酢を入れて作りました。
出来上がったクリームチーズからは酢の存在は感じられませんでしたが、もしかしたらレモン汁で作るともっと美味しいのではないかと思いました。
甘みはほぼありませんので、甘みが欲しい人ははちみつやメープルシロップを垂らすのがおすすめです。
そのまま食べても美味しいのですが、クラッカーやラスクにのせて食べるとさらに美味しいです!
クリームチーズの代用4【豆乳+生クリーム+レモン汁】
上記の牛乳と生クリーム、レモン汁を使う方法と同じ手順で作れます。
材料の牛乳を豆乳にチェンジしただけで、あとはまったく同じ、そのままの材料と手順でOK。
牛乳に比べるとあっさりとした味わいながらも、クリーミーで美味しいですよ!
豆乳の方が牛乳に比べて脂肪分が少なく、コレステロールが低いのでダイエット中の人や健康に気を使う人にはこちらがおすすめです。
ちなみに私は無調整豆乳で作ってみましたが、比較的コクがある味わいになりました。
あっさりさせたい時には調整豆乳の方がいいかもしれません。
また調整豆乳の方がほのかな甘みも感じられるので、お好みの方を選んで下さいね。