【妊娠初期の妊婦のひどい咳への対処法⑦】首や肩を温かくする

風邪を引いてしまった時には、首回りや肩回りを冷やすと、咳がひどくなってしまうことがあります。

特に体が冷える季節には、首や肩を冷やさないようにすることが大切になってきます。

鼻水が出るような風邪を引いてしまった時には、身体を温かくするようにと言われますよね。

鼻水が出て、咳が続くときには、風邪の可能性が高いので、しっかりと身体を、特に首や肩をマフラーやスカーフなどを使って温める様にしましょう。

【妊娠初期の妊婦のひどい咳への対処法⑧】受診する

咳が出たり鼻水が出たり、腹痛がする時には、妊娠前なら気合で病院に行かずに治してしまう人もいることでしょう。

妊娠していない時には、全く構いませんが、激しい咳が続いていたり、鼻水や腹痛が起きて、なかなか治らない時には、一度病院を受診することをお勧めします。

病院、特に産婦人科には必ず妊婦さんでも安心して使える薬が、症状ごとに用意されているものです。

喘息などはステロイド治療に対する警戒感から、病院へ行かない人も多いのですが、今は妊婦さんでも安全に治療できるように考えられています。

病院へ行かずに、咳でも腹痛でも、自力で治そうとして手遅れになったり、症状が重くて体力が奪われてしまうと、お腹の赤ちゃんにも影響が出てしまいます。

咳は鼻水を伴う風邪のような咳が1週間程度で収まるのなら様子を見ても良いですが、鼻水や痰を伴わない乾いた咳が1週間以上続くようなら迷わずに受診しましょう!!

妊娠初期の妊婦の咳が酷い時には市販薬は飲んでも良いの?!

妊娠初期に咳が続くようなときには、市販の薬を飲んでも良いのかどうか、気になる人もいますよね。

普段から、ちょっとした咳や鼻水程度なら、市販の風邪薬だけで気合で治してしまう、という人も世の中にはたくさんいます。

そのノリで、妊娠してからもちょっとした咳や鼻水くらいなら、市販の風邪薬で治したいと考える人もいるでしょうが、やはり妊娠中に飲む薬は、産婦人科のお医者さんに相談してからにしましょう。

市販薬の成分というのは、処方される薬に比べたら、成分は穏やかなものが多いものです。

しかし、身体の中の代謝なども大きく変わる妊娠中は、しっかりと妊婦さんにも大丈夫だと太鼓判を押されている薬を使った方が安心ですよね!!

自己判断で咳の薬や風邪薬を飲まないようにしましょう!!

妊婦のひどい咳では他にも困った症状が!

妊娠後期になると、激しい咳によって、ちょっと困ったことが咳の症状以外にも起きます。

それは尿漏れです。

妊娠初期ではあまり咳の影響による尿漏れというのはありませんが、妊娠後期になると咳をするたびに尿漏れがするようになる、という人もいます。

妊娠後期になると、子宮が大きくなって、周りの内臓を圧迫するようになってきます。

尿が溜まる膀胱も子宮に押しつぶされて小さくなる上に、圧迫されて刺激され、どうしてもトイレが近くなってしまいます。

そこに咳によって下腹部に力が入ってしまうと、簡単に尿漏れしてしまうようになってしまうのです。