妊娠初期の妊婦のひどい咳の母体への影響とは?

腹痛が起きてしまうほどの激しい咳き込みが続くと、母体へも影響が出てきます。

まず、激しい咳をし過ぎると、肋骨が折れてしまうことがあります。

また、激しい咳は体力を奪ってしまいます。

妊娠中は妊娠してない時と比べると、赤ちゃんを体の中で育てるためのエネルギーが必要になります。

その上、激しい咳き込みで体力を奪われてしまったら、日常生活に影響が出てしまうこともあります。

激しい咳が3週間以上続くようなら、お医者さんに相談しましょう!!

妊娠初期の妊婦のひどい咳は早めに対処を!!

妊娠初期に腹痛が起きるような止まらない咳が起きる時には、流産の危険性もあります。

せっかく待望の赤ちゃんを授かったのに、咳に対処しなかったために流産してしまった、なんてことになったら、精神的にも大きなショックを受けて、その後の生活にも影響が出てしまいます。

止まらないほどひどい咳が出る場合には、鼻水が出ていてもいなくても、とにかく早めに対処することが大切です。

それでは腹痛が起きるほどの止まらないひどい咳には、どんな対処法があるのか、一つ一つ見ていきたいと思います。

【妊娠初期の妊婦のひどい咳への対処法①】掃除

ひどい咳が止まらない時の対処法の1つ目は、まずは掃除をしっかりとすることです。

どうしても妊娠して、喉が渇きがちになると、アレルギーを持っていない人でも、普段は吸い込んでも何でもないような花粉やハウスダスト、ペットの毛などが喉に張り付いて、その影響で咳が出やすくなってしまいます。

そこで部屋の中をきれいに掃除して、ハウスダストやペットの毛を少なくすることが大切になります。

布団にもハウスダストなどがかなり大量にあるので、布団を干した後などには、しっかりと掃除機をかけるなどして、部屋の中をきれいにしましょう。

妊娠していると、つわりなどでの影響で身体がだるくなってしまい、なかなか身体を動かせなくなるので、運動不足解消を兼ねて部屋の掃除をするのもいいものですよ!!

【妊娠初期の妊婦のひどい咳への対処法②】水分補給

ひどい咳が止まらない時の対処法の2つ目は、こまめに水分補給をする、ということです。

妊娠初期のひどい咳の原因にも書いた通り、妊娠初期に咳がひどくなる原因には、体内の水分不足があります。

妊娠すると血液と脂肪は臨月までに約2kgも増えます。

赤ちゃんの身体や羊水、胎盤にも大量の水分が必要になります。

そうすると、それまでと毎日の水分の摂取量が同じだと、どうしても母体へ回る水分の量が少なくなってしまうので、その分、水分摂取が大切になります。

かといって、一度に冷たい水を飲むのはお勧めできません。

お腹も冷やしますし、一度に大量の水を飲むと腎臓に負担を掛けます。

温かくてお腹にも優しいものを、こまめに1日に何回にも分けて飲むことが大切です。