ヨガのポーズはとても簡単に行えるものもあれば、ちょっと難易度が高くなるポーズもあります。
いろいろ挑戦していくのは楽しい一方、難しいポーズに挑戦する時には注意が必要なことも。
そこで今回は、ちょっと難しめに分類される「カラスのポーズ」の正しいやり方や効果を、注意点も含めてご紹介します。
ヨガのカラスのポーズとは?
カラスのポーズは、サンスクリット語では「Kakasana(カカーサナ)」と呼ばれます。
カカはカラス、アーサナはポーズのことで、カカアーサナが縮まって「カカーサナ」とされています。
このポーズは流派によっては「鶴のポーズ」とも呼ばれますが、カラスでも鶴でも内容は同じです。
ここでは、カラスのポーズということでご紹介していきますね。
カラスのポーズで得られる4つの効果
体幹強化
カラスのポーズでポイントになってくるのは体幹です。
ついつい腕力に頼ってポーズを取ってしまいがちなんですが、しっかりした体幹を意識することが安定したカラスのポーズを取るコツなんです。
ですから、体幹がしっかりしていなければ、このポーズを取ることはできません。
カラスのポーズを安定して取れるようになれば、自然と体幹が強くなり、しなやかで強いカラダに変わっていきますよ。
手首、腕、肩の強化
カラスのポーズでポイントになってくるのは体幹ですが、もちろん腕力も必要です。
両腕で体重を支えるわけですから、手首、腕、肩の強化につながります。
二の腕のぷよぷよが気になっている方は、このポーズによりシェイプアップも見込めます。
バランス感覚と集中力アップ
カラスのポーズは、しっかりとバランスを取って集中しなければ成功しないポーズです。
ですので、このポーズを取ろうと思ったら、自然にバランス力と集中力が養われます。
もっと集中力をアップさせて仕事に活かしたいという方は、カラスのポーズのようなバランス感覚が必要なポーズを取ることをオススメします。
恐怖と向き合う挑戦心
カラスのポーズは、言ってみれば逆立ちの前準備のような形のポーズなので、初めての方は非常に勇気がいるポーズです。
グッと体重を前に乗せていくため、前につんのめってそのまま倒れて転んでしまいそうな気がして、慣れるまではとても怖くなります。
カラスのポーズに挑戦することは、恐怖と向き合う挑戦心を養うことにもなりますね。
ヨガのポーズは、このように精神力を鍛えるためにも非常に有効と言えるのです。