西表島へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!西表島の魅力や人口などの基本情報や周辺へのアクセス、移住支援制度を調査しました。西表島に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

西表島ってどんなところ?

人口 2,379人 (2021年3月)
自治体HP 西表島HP

西表島は沖縄県の最も西側に位置している島で、八重山郡竹富町に属しています。竹富町の9つある有人離島(竹富島・小浜島・加屋真島・黒島・新城島・西表島・由布島・鳩間島・波照間島)の中で、もっとも大きな面積を有しており、人口は約2400人、世帯数は1336世帯、約15の集落から成り立っています。大自然に囲まれた西表島には、国指定天然記念物である「イリオモテヤマネコ」や「ヨナクニカラスバト」「カンムリワシ」などが生息しています。西表島でしか会えない動物たちに会えるツアーなども多数開催されているため、観光客が多いことでも知られています。島内には空港や鉄道がないため、島外との交通手段は石垣島離島ターミナルとの定期航路が中心となります。県外からのアクセスは、飛行機で石垣島空港へ行き、その後バスやフェリーを乗り継ぐ必要があります。石垣島からフェリーを利用すれば40分ほどの距離で西表島に到着。フェリーは、朝7時から運行しているため、西表島には宿泊せずに日帰りでレジャーやアクティビティを楽しむ観光客も多くいますよ。

西表島は1年中湿度が高く、湿度が最も下がると言われる冬場でも60%ほどまでしか下がりません。(※東京の冬場は約40%台です)1年中紫外線が強いことでも有名で、その強さは年間を通じて本州の2倍以上に及びます。しかし、8月の平均気温は30℃弱と本州とくらべてもさほど違いがないのだとか。猛烈な台風に見舞われることも多く、台風接近の際には、船が欠航し、流通がストップしてしまうため、常に食料や日用品を備えておく必要があります。停電などの災害に備えて、台風接近前にはガソリンを満タンにしておくと良いでしょう。

西表島の生活環境についてですが、大きなスーパーやコンビニ、ホームセンターやドラッグストアなどはありません。しかし、集落ごとに点在する個人商店で、生活に必要な最低限のものは揃います。衣類や家電は西表島で揃えるのはむずかしいため、インターネットをうまく活用してお買い物をしましょう。

西表島の主な産業は、観光や農業です。とくに観光業が盛んで、宿泊施設が多いため求人を募集している施設も多いです。西表島の移住者の中には、観光施設に勤める方や、自宅でインターネットを使った仕事をしている方が多い傾向にあります。在宅ワークが浸透してきた現代は、都会の喧騒から離れ、自分の好きな環境で働けるため、西表島をはじめとした島移住への注目が高まっています。

西表島の子育て環境ですが、子供の一時預かりや送り迎えなどのお手伝いをしてくれるファミリーサポートセンターがあります。移住先で小さなお子さんを育てるのは不安という方にも安心のサービスです。子育て支援としては、子どもを出産した際に出産祝い金として第1子に50,000円、第2子に100,000円、第3子に150,000円のお祝い金が支給されます。また、子どもが通院のため船を利用する場合に「渡船運賃補助制度」を利用できます。

西表島の移住支援制度

西表島に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

西表島は移住の先輩も多い島ですが、どのような移住支援があるのかをご紹介します。

竹富町移住コンシェルジュ

西表島は、気軽に行ける場所とは言えない位置にあるため、移住前の視察に行くのもなかなか難しいですよね。そんなときにサポートしてくれるのが竹富町移住コンシェルジュです。コンシェルジュは、西表島の現地の情報を提供してくれたり、住居や仕事探しの相談にのってくれたりと、移住希望者の不安を解消してくれる頼もしい存在です。移住した有志たちで活動を行っているので、自治体の情報だけでなく、西表島移住に関する生の声をたくさん聞けるでしょう。移住前だけでなく、移住した後にも関係が続くと素敵ですよね。人との繋がりあいも島移住の特権と言えるのではないでしょうか。