【舌打ちする心理】4.怒っていることを伝えたい

男性女性に関わらず、自分の感情を人に伝えたいと心理が働く時があります。

それが怒りであっても同じ。

満員電車で隣の人の鞄がグイグイ当たって痛い。満員電車なんだから仕方がないとわかっているけれど、どうにかしてこの怒りを伝えたい。

そんな時にわざと、「チッ」と舌打ちをしてみる。

相手が気づいて鞄を引っ込めてくれればいいと思うし、状況がそれを許さないとしても何とか不愉快な思いをしていることだけでも伝えたい心理があるのですね。

面識のない赤の他人に対して怒りの気持ちを表す場合、「うざい」とハッキリ言うこともできませんし、瞬間的に意思を伝える方法としては舌打ちはとても有効な手段です。

だからと言って、自分の怒りを伝えることに成功しても、問題解決するとは限らないし、周囲の人を巻き込んで嫌な思いをさせることに繋がります。

「うざいヤツ」と全く関係のない人に思われる可能性が高いので、できればしない方がよい仕草でしょうね。

【舌打ちする心理】5.相手を蔑んでいる

舌打ちという動作は、基本的に相手を下に見ている、蔑んでいる相手に対してみせる癖になります。

無意識に舌打ちをしてしまうケースを除いて、相対する人に対して舌打ちしてみせる行為は、相手に対して、「お前にかける言葉がみつからないよ」という意思表示になります。

会社の社長や、取引先の人に舌打ちなんて、滅多にするものではないでしょう。

会社で舌打ちを見る場面と言ったら、上司が部下に対して舌打ちをするとか、同僚のミスを連帯責任として取らされている時とか。そんな場面が思いつきますよね。

恋愛関係で言えば、男性が女性に対して舌打ちしながら「お前は本当、何もできないやつだなぁ」と料理の味に対して文句を言ったりとか、掃除が行き届いていないことに不満を漏らしている場面など。

これも、相手を蔑み、「何言っても許される相手」と認識しているからこそできる態度だったりしますよね。

舌打ちをしやすい性格とは

舌打ちをする心理について、ご理解いただけましたか?

続いてはそんな心理を踏まえまして、どんな性格の人が舌打ちをしやすい傾向があるのか、といったお話をしていきますね。

「え、自分って舌打ちしやすい性格なのか」という発見にも繋がると思いますので、少しでも周囲の人を不快な思いにさせないように気をつけていきましょう。