NG志望動機は?
面接で志望動機を答えるとき、できれば避けた方がいいと考えられる答え方をご紹介します。
事前に志望動機のNG回答を知っておくことで、面接を成功させることができるはずです。
給与や制度を全面に出す
面接の志望動機で勤務時の条件(給与や会社の制度など)の部分を全面に出して答えるのは控えましょう。
もちろん、働く上で給与や会社の制度は重要なポイントになるでしょう。
ですが、面接の志望動機で条件面のことだけ話してしまうと「この人は条件ばかり気にして中身がない人なのでは?」と思われてしまう可能性があります。
給与や制度を全面に出して答えた場合のNG回答例は下記のようになります。
【NG回答例】
前職は〇〇社で働いておりましたが給与が少なく不安に思ったので、〇〇社よりも給与が高い貴社で働きたいと思いました。
例文のようにダイレクトに給与などの部分を答えることはないと思います。
ですが、面接で志望動機を答えるときに事前に準備しなかった場合などは焦ってしまいつい給与や制度を全面に出してしまう可能性があるかもしれません。
事前にしっかり準備して、面接での失敗を回避しましょう!
「勉強のために働きたい」と伝える
自分自身のスキル不足で「勉強になるから、ここで働いて勉強したい!」と考えるケースもあるはず。
ですが面接の志望動機で勉強になるからという理由で話を進めるのはNG。
企業側としては、あなたに勉強してほしい訳ではないはずです。
「人手が足りない」など誰かにサポートしてほしいから求人を出しているのではないでしょうか?
「勉強のために働きたい」というワードは前向きで熱心な気持ちは伝わりますが、「会社に貢献してくれる人なのかどうか」という点で考えたとき人事は採用しようとは思わないはずです。
勉強のために働きたいと伝えるNG回答は下記のようになります。
【NG回答例】
私はまだまだスキル不足なので勉強できると思い、貴社の〇〇業務を志望しました。
自分にとって勉強になるので、ぜひ貴社で働かせてください。
もしかしたら学びたいという意欲は伝わるかもしれません。
ですが入社後に会社に対してどのような利益があるのかが伝わらないのです。
「自分の勉強のために働きたい」ということは面接の志望動機では伝えないように気を付けましょう。
全体的に漠然とした志望動機はNG
全体的にぼやけているような答え方は、面接の志望動機では避けるようにした方がいいでしょう。
面接官は、志望動機を応募者から聞くことで考え方などをチェックします。
全体的に漠然とした志望動機では頼りなさがあるので、注意してくださいね。
全体的に漠然とした志望動機の例文は下記のようになります。
【NG回答例】
貴社のHPの情報を見て何となく楽しそうな会社で雰囲気が良さそうなので、志望しました。
面接で志望動機が思いつかない場合などに、つい言ってしまいたくなる回答かもしれません。
ですが、漠然とした志望動機を伝えても面接官は困るし不安になってしまうでしょう。
面接の志望動機では、可能な限り具体的な数値やエピソードを混ぜて相手がわかるようにアピールしてくださいね。
では最後に、どのような志望動機であれば評価されやすいのか?
一緒に見ていきましょう!