お尻が大きいと下半身が重たい印象となり、太って見えますよね。全身ふくよかな体型でお尻が大きい人や、メリハリボディの人、生活習慣でお尻まわりに脂肪がつきやすくなっている人がいます。簡単にできるトレーニングと骨盤矯正グッズを紹介します。
大きいお尻はダサい?
海外では「メリハリボディ」と憧れる人が多い大きなお尻。
日本では、少しずつ変わってきてはいるものの、お尻が大きいことを気にする女性は少なくないでしょう。
最近では、筋トレブームにのって、上向きでプリッとした大きなお尻が健康的な美尻だと言われています。
お尻の大きな筋肉を鍛えると、基礎代謝が上がり、効率よくダイエットができるため、積極的に鍛える女性もいますね。
では、あなたはなぜ、お尻が大きいことを気にしているのでしょうか?
- 形が悪く、垂れ下がったりしぼんだりしているから
- お尻が大きくて、標準サイズの服が入らないから
- 下半身が重たい印象で、太って見えるから
大きくても、上向きで重力に負けてないようなお尻なら、サイズが大きいことをそれほど悩まないのではないでしょうか。
この記事では、ただ大きいだけではなく、魅力的な形の良いお尻になるための簡単トレーニングをお伝えします。
運動や継続が苦手な人でも、簡単に続けやすいお尻トレーニングで、少しずつ美尻に近づけていきましょう!
お尻が大きくなる原因と解決策
生まれつきの骨格で、お尻が大きい人もいます。
しかし、そうではない場合、お尻が大きくなる原因は3つあります。
- 運動不足
- 冷え性
- 骨盤の歪み
です。
どの原因が当てはまっていたとしても、日々の生活習慣を見直したり、毎日トレーニングを積み重ねたりすれば、少しずつ美尻に近づきます。
ひとつずつ原因と解決策を解説します。
運動不足
運動不足になると、筋肉が衰え、脂肪がつきやすいお尻になり、下半身太りになることが十分考えられます。
車移動が多かったり、デスクワークが多かったり、同じ体勢でいる時間が長くなると、リンパや血液の流れが悪くなり、お尻周りに脂肪がつきやすくなります。
同じ体勢が続くような状況の生活をしている人は、意識して毎日の歩数を増やしたり短くても運動をしたりして、リンパや血液の流れが悪くならないよう気をつけましょう。
座っている時に左右交互に足をあげたり、立った時に腰をまわしたりするだけでも、血行を促すことができます。
■ お尻のリンパマッサージ
軽く手をにぎり、お尻の下から腰に向かってぐるぐるとほぐしましょう。
長時間イスに座っていると、お尻の同じ場所が圧迫されます。
その圧を解放するように、下から上へ少しずつ位置をずらしながら、優しくマッサージします。
冷え性
お尻を触ってみると、体の他の部位に比べてひんやりとしていませんか?
お尻は脂肪が多いため、体温が伝わりにくく冷えやすい場所です。
冷えた場所は血行が悪くなり、水分のめぐりも滞りやすく、むくみやすくなります。
意識して下半身をあたためましょう!
冬場の寒い季節はもちろん、夏場は冷房で体が冷えやすいです。
直接肌に冷気があたらないよう、工夫してみてくださいね。
ひざ掛けや厚みのある服装で体温を保ったり、体をあたためるものを食べたりして、体の外側・内側からアプローチしましょう。
■ 体をあたためる食材
体を温める食材として有名な「生姜」は、熱を加えることで効果を発揮します。
生姜の成分「ジンゲロール」は、温められると「ショウガオール」という成分に変わり、血流を良くして体を芯から温める効果があります。
他に、唐辛子・にんにく・ごぼう・たまねぎ・人参・たまご・肉・赤身の魚なども、体をあたためる効果がありますので、積極的に食べましょう。
骨盤の歪み
足を組んで座ったり、いつも傾いた姿勢になったりしていませんか?
骨盤が前後・左右に傾いていると、体を動かした時に使用する筋肉のバランスが崩れます。
すると、常に姿勢が傾き、どんなに姿勢を正したくても、正しい姿勢が保てなくなります。
また、あぐらやガニ股で歩く習慣がある人は、骨盤が開きます。
骨盤底筋もゆるみ、骨盤で内臓を支えられなくなるため、内臓の機能も低下。
代謝しにくく、お尻まわりに脂肪がつきやすくなります。
骨盤の歪みを正すことで、腰回りの脂肪が燃焼しやすくなり、お尻全体が小さくなることもあります。
骨盤の歪みをとるストレッチや、お尻回りの筋肉を鍛えるトレーニングでバランス良く筋肉をつけることが大切です。