デリカシーがない人の特徴④ 悪意がない

デリカシーのない人の特徴としてさらに上げるとするならば、それは悪意がないということ。これは周囲の人間からしてみたら非常に困る状況下といえます。
デリカシーのない発言を、自覚していて行う人はそもそも性格が悪いのですが、ある意味「この人は性格が悪い人だ」と割り切る事ができます。
しかし、自分がデリカシーのない人間であるということを自覚していない人間ほど、周囲が手を焼くことはないのです。

空気を読めないこと、わざわざ地雷を踏むような発言をする特徴も同様です。
さらには男性や女性を蔑視するような発言や行動を行っていたとしても、本人にとってはそれが「普通」という感覚ならば、周囲の人間はいくら注意をしようとも本人には受け入れがたい感覚です。
素直に「そうか違うのか」と納得することがなければまるで意味をなさないのです。

デリカシーのない人の多くは「自分はデリカシーがない」という自覚が少なく、悪意なくデリカシーのない発言をしてしまうという事も特徴としてあげられるでしょう。

デリカシーがない人の特徴⑤ 全てが自分基準

ひとには自分なりの「ものさし」をだれしもが持っています。それは自己を形成するうえで必ずなくてはいけないものです。
近い基準のものさしは存在するかもしれませんが、他人と全く同じ物差しを持っているという事はまずありえません。
そんな中でデリカシーのない人間は、何においてもすべてが自分基準で考えてしまうという特徴を持っています。

心理学の中では「自己肯定感」はとても大切な要素ですが、その心理が強く働きすぎてしまうと、自分基準から逸れたものはそもそも理解しようとしない。という危うい状況を招いてしまいかねません。
こういったデリカシーのない人間を彼氏に持った女性はある意味苦労を強いられてしまいます。「自分の彼女になるならこうあるべき」「自分の彼女にはこれがあって普通。」といった自分の基準を押し付けられてしまうかもしれません。
女性は彼氏を思うがゆえ、嫌われないようにする為に自分の「自己肯定感」という心理を押さえつけてしまう危険性もはらんでいます。
そのため、デリカシーのない人間を彼氏に持つ場合は彼女側も自分の心を大切にしてあげる必要があるのです。

デリカシーがない人の特徴⑥ 自己顕示が激しい

デリカシーがない人の特徴のひとつに「自己顕示が激しい」という部分も挙げられます。
それは自分に自信を持っているがゆえに相手の心を慮ることを疎かにし自分の優位性を誇示するということを意味します。
心理学でも自己顕示欲というのは誰かに認められたい自己承認欲求を満たすための心理的行動といわれていますが、デリカシーのない人間はそれを顕著に表してしまうのです。

デリカシーのない人は自分の力を誇示するわけでもなく、良かれと思って相手の欠点や悪い部分をずけずけと指摘してしまう特徴もあるのです。
そういった時は本人に自覚はありませんが、どうしても上から目線になってしまうのが玉に傷。男性であれ女性であれ相手は人間なのですから「自己承認欲求」や「自己顕示欲」の心理も同じように兼ね備えているものです。

デリカシーのない人の潜在的な心理として「私はあなたよりも優れていますよ」ということを顕示しているケースもあるといえます。
ですので、デリカシーのない人の特徴として、自己顕示欲という心理がより強く働いているということがあげられるのです。

デリカシーがない人の発言①「~さんって(容姿)だよね。」

まずは、彼氏彼女に言われたら傷つくこと請け合いのこの発言からご紹介します。
例えば「○○さんって太ったよね。」などといった肉体に関する発言をするのもデリカシーがない人の特徴的な発言といえるでしょう。

体重の増減も含め自分ではどうしようもないような身体的な部分、コンプレックスなどもデリカシーのない人はナチュラルに攻撃してきます。
本当にデリカシーのない人ほど変に意味合いを含まずに、思ったことをストレートに発言するために受ける心理的・精神的ダメージは計り知れません。
こういった本人ではどうすることもできない肉体的なコンプレックスを指摘された日にはどんな素敵な彼氏や彼女であっても100年の恋も冷めてしまう可能性があるのです。