デリカシーがない、という語呂を時々耳にする人も多いでしょう。
しかし、デリカシーとは本来どんな意味で、デリカシーがない人はどんな特徴があるのでしょうか。
具体的なデリカシーのない発言例は対処方法も含めて、ご説明致します。

そもそも、デリカシーとは何か?

デリカシーとはそもそも「デリケート」という言葉が語源です。
デリケートとは繊細・鋭い感性といった意味をもちます。その言葉から起因していて、「デリカシーのない人」とは繊細さや人への配慮が欠ける性格を持っている人を指しています。

デリカシーのない人、と一口に言っても、デリカシーのない男性もいればデリカシーのない女性もいます。
そんなデリカシーのない人の特徴やデリカシーのない発言とは具体的にどんなものがあるのかご説明いたします。

意外と自分がデリカシーのない発言をしていたり、相手の心に刺さるような発言をしてしまっているケースもあるかもしません。
さらに、デリカシーのない人にはどういった対処を取ったらよいのかなども提案してゆきます。
人に不愉快な思いをさせるデリカシーのない人間にならないように、「デリカシーがない人間」とはどういうものなのか、どんな特徴があるのか等を紐解いていきましょう。

デリカシーがない人の特徴① 空気を読まない

デリカシーのない人間の一番の特徴としては、「空気が読めない」という事。
ここであえて「読めない」というのは、空気が読めるのにあえて相手の嫌がる発言をするのではないからです。
デリカシーがある人間が基本的に空気を「読める」ことを意味するならば、そもそもデリカシーのない人間は、そもそも空気が「読めない」のです。
そのために、男性や女性対しても失礼な発言や場違いな発言をしているという事に気が付きません。

そのため空気が「読める」、さらに「デリカシーがある」人間からしてみたら、自ら地雷を踏みにいくような発言・行動をしているデリカシーがない人間は見るに堪えない瞬間に遭遇するのです。
空気を「読めない」人は総じてデリカシーがない為に、女性に対しても男性に対しても愚直なほど真っすぐな物言いする特徴を有します。
確かに素直であることは大切なことですが、ストレートに発言をしすぎるが故に誰かを傷つけてしまう恐れがあるという事も、きちんと理解しておく必要があるのです。

デリカシーがない人の特徴② コンプレックスに触れる

デリカシーのない人間は会話をする中で、わざわざ相手のコンプレックスに触れるような発言をすることも特徴のひとつです。
繊細さが欠けているという事は、相手の心の機微に鈍感であるという事を意味しているのです。
例えばデリカシーのない人が彼氏であったなら彼女に対しても、コンプレックスに触れるような発言をして知らず知らずのうちに傷つけてしまう特徴があります。

デリカシーの意味とは?デリカシーのない人の特徴と発言まとめ!
(画像=『Lovely』より引用)

誰でも心理的に自己防衛本能を兼ね備えているので、自分の心を傷つけたり入ってきてほしくない心の領域に土足で踏み込んでくるような男性や女性を受け入れることができません。それは普通の感情です。

自分が発言した内容で誰かの心を深く傷つけたり、より強固なコンプレックスにさせてしまう、より深い心理的なトラウマにしてしまうといったことに気づくことができないことも、デリカシーのない人の特徴といえるでしょう。

デリカシーがない人の特徴③ 見た目を話題にあげる

デリカシーのない人の特徴として、人の見た目や容姿をわざわざ話題にあげるという事があげられます。
男性であっても女性であっても、自らの容姿に自信満々でいられるという人は少数派でしょう。だれしも自らの容姿に引け目を感じる部分があるはずです。
デリカシーのない人はそういった部分にわざわざ意味もなく触れてくるケースがあります。

デリカシーのない人を彼氏に持つと、わざわざ彼女の外見や容姿を批評してくることもあるでしょう。
例をあげると体重や胸、足の長さや顔の作りなど。特に女性は胸のサイズなどは触れられたくない部分です。
そういった意味も含めてデリカシーがない人は、ある意味嫌味なくナチュラルに、且つ抵抗なく話題にあげてくるという特徴があるので、非常に厄介な性格の持ち主なのです。