運気が悪い!お清めしたい!という状況で気になるのが盛り塩ですよね。盛り塩とは、魔除けの効果があるまじないの1つです。簡単な盛り塩のやり方から処分の方法まで紹介しますよ。また、効果の上がる置き場所の方角や場所も紹介するので日々の生活に取り入れてみましょう。
お清め・魔除けの盛り塩とは?他にどんな意味があるの?
お清め・魔除けの盛り塩とは①お清めの塩の意味
お清めの塩とは、もともと神道で行われていたおまじないの儀式です。神道では、人の死をケガレとして扱います。なので、ケガレを払うためにもお清めの塩を使います。ただ、お葬式やお通夜の帰りにお清めの塩で清めているのは人の死ではありません。人の死によって発生したケガレです。
これは、日本人が仏教が伝来してくる前から神道を信仰してきたことの表れでもあるようです。古来では、今のように死体をお葬式の後までキレイに保存する技術がなかったため腐敗を遅らせるために塩を撒いていたという説もあります。
お清め・魔除けの盛り塩とは②魔除けの塩の意味
魔除けの塩とは、盛り塩をのこと指します。お清めの塩は付いてしまった邪気を払うものですが、魔除けの塩は邪気などの悪いものを入ってくることができないようにする効果があります。
なので、部屋や建物の入り口などの場所に置いたりしますよね。決まりを守らないと余計に邪気や悪いものを受け入れてしまうので気を付けましょう。
お清めの塩と魔除けの塩について紹介しました。
盛り塩の形とやり方5選!
盛り塩のやり方①塩の選び方
盛り塩のやり方1つ目は、塩の選定方法です。盛り塩を作るときは、精製塩などの人工的な塩でなく天然の塩を使います。塩の種類に関してはあとで詳しく紹介します。ただ、先に注意点を1つ紹介しておきますね。ネット通販も含めてスピリチュアル専門店で購入することは止めておいた方が良いです。
本当に天然塩なのか怪しいお店もある上に、色々な人が触るので良くないエネルギーが溜まっている可能性も高いです。専門のお店に行く方が安心な気もしますが、盛り塩の塩に関してはスーパーなどの食料品店の塩の方が念も溜まっていなくキレイでおすすめです。
盛り塩のやり方②器の選び方
盛り塩のやり方2つ目は、器の選び方です。平皿といえば、神棚に塩をお供えするときに使っているような形のお皿を使います。大きさには決まりはないので、自分の好きな大きさの陶器の平皿を選びましょう。神棚のお皿と同じくらいの大きさも使いやすいと思います。お皿がないときは白い紙で代用できます。
また、お皿の色は白が基本です。でも、カラフルな色を使うことができます。色によって得られる効果もあるようなので参考にしてみてください。恋愛運アップはピンク色、金運アップは黄色、潜在能力のアップは金色、仕事運アップは赤色、癒し効果は緑色となっています。
お皿の色の効果
金運アップ | 黄色 |
恋愛運アップ | ピンク色 |
仕事運アップ | 赤色 |
能力アップ | 金色 |
癒し効果 | 緑色 |
盛り塩のやり方③塩の形の作り方
盛り塩のやり方3つ目は、塩の形の作り方です。盛り塩にとって形は、1番大切な部分ですよね。三角形の山の形になるように陶器の平皿に盛ります。一般的な盛り塩の量で10g程度の塩を使っています。キレイな三角の形を作ることは難しいですよね。なかなか手だけでは作ることができるものではありません。
そのような初心者にも簡単なグッズが色々と販売されています。山の形をした容器に塩を詰めてひっくり返すだけで簡単にキレイな盛り塩を作ることが可能です。1,000円程度から購入できるので気軽に試すこともできますね。
盛り塩のやり方④盛り塩の数
盛り塩のやり方4つ目は、作るべき盛り塩の数についてです。盛り塩の作り方までわかったけど何セット用意したら良いの?と思われている方も多いですよね。一応は、出入り口などから邪気が入らないように置くので、置きたい場所の数×2が適していると言えます。
例外としては、あなたが邪気を感じる場所があればその場所はには1つ盛り塩を置くようにしましょう。数が多くなると大変ですが、出入り口はできるだけ2セットすつ置くようにしましょう。
盛り塩のやり方⑤盛り塩の型の作り方
盛り塩のやり方5つ目は、盛り塩の型の作り方です。盛り塩の型は1,000円程度で購入できると紹介しましたが、購入を躊躇している方もおられると思います。その場合にぴったりな、家にある材料で盛り塩の形を手作りする便利な方法を紹介します。
材料は、クッキングペーパーとテープやホチキスです。クッキングペーパーは、あらかじめ、蒲鉾のような半円型に切っておきます。大きさは、必要に応じて作り方の寸法から変更して作ってみてください。ただ、クッキングペーパーを使っているので強度はほぼないと思った方が良いです。
盛り塩の型の作り方
クッキングペーパーを半径6cm程度の大きさで蒲鉾のような半円型に切ります。
切ったクッキングペーパーを丸めて、テープやホチキスで止めて円錐型の形を作ります。
クッキングペーパーを丸めて作った空洞に塩を詰めましょう。
最後にお皿に置いてそっと取り外すと完成です。
盛り塩のやり方について5つの分類に分けて紹介しました。
盛り塩を置く場所と効果5選
盛り塩を置く効果と場所①玄関
盛り塩を置く場所と効果の1つ目は、家の顔の玄関です。玄関は、他の場所より人の出入りが激しい場所なので盛り塩を置いておきましょう。また、霊などの人でないものも入ってくることもあるのでそれを防ぐためにも置くようにします。もちろん、良くないことなども防いでくれます。
ただ、進入を防ぐことはできても始めから家の中にいる悪いものや邪気を追い払うことはできないので気を付けておきましょう。玄関に置く場合は、沖縄のシーサーを置くように2つで1組の盛り塩を扉に置くようにしましょう。
盛り塩を置く効果と場所②トイレ
盛り塩を置く場所と効果の2つ目は、水回りのトイレです。トイレには盛り塩をしたら体調を崩したという話を聞いたことがありませんか?みんな気軽に置きますが、置いてはいけない場所の1つとされています。トイレにすごく気持ち悪さを感じるので、どうしても盛り塩を置きたいと思われている方もいますよね。
そのような場合の案としては2つあります。1つ目は、できるだけ掃除をして清潔を心がけることです。2つ目は、神社で頂いた砂を盛り塩と同じように置くことです。神社で砂を拾ってくるのでなく、社務所で頂いてきてくださいね。取り入れるのが簡単である方を取り入れましょう。
盛り塩を置く効果と場所③寝室
盛り塩を置く場所と効果の3つ目は、寝室です。寝室を悪いものから守るという意味では大切な場所です。でも、枕元には置かないようにしてください。塩は霊を呼び込んでしまう効果もあります。寝ているときの人間は霊などにも取りつかれやすくなっているので、止めておいた方が良いでしょう。
せっかく魔除けの為に盛り塩を置いたのに霊に取りつかれていては、最悪ですよね。出入口と足元が近い場所ならば置かないほうが良いかもしれません。
盛り塩を置く効果と場所④リビング
盛り塩を置く場所と効果の4つ目は、リビングです。リビングは玄関の次に人が集まってくる場所ですよね。客人が出入りすることも多いのではないでしょうか?なので悪いものが溜まりやすい場所でもあります。ただ、神棚が設置されている場合は、神棚と別に盛り塩を置く必要はありません。
神棚だけで十分な効果を魔除けやお清めの効果を発揮しますよ。盛り塩を置く場合は、リビングを守るためにも部屋の四隅に置くことがおすすめです。
盛り塩を置く効果と場所⑤気持ち悪い場所
盛り塩を置く場所と効果の5つ目は、あなたが気持ち悪さを感じる場所です。家の中に気持ち悪さを感じる場所があると怖いですよね。そのような場所には盛り塩や魔除けのアイテムを置いておきましょう。ただ、次に紹介する場所は、NGな場所に該当するので止めておいた方が良いかもしれません。
その場合は、トイレと同じように神社で頂くことができる御砂や用途に適した魔除けのお札を貼ることをおすすめします。気持ちの良い空間を作り上げましょう。
盛り塩を置く効果と場所⑥NGな場所
盛り塩を置く場所と効果6つ目は、盛り塩を置くことがNGな場所です。盛り塩を置くことがNGな場所は、トイレやキッチンなどの水回りです。水回りは、邪気や汚れも溜まりやすいですが盛り塩に頼るのは止めておきましょう。なるべく、掃除や換気などを行いましょう。塩は霊を集まる効果もあります。
元々、水回りは霊が寄生する場所なので盛り塩まで行ってしまうと霊のたまり場になってしまいますよ。どうしても、気になる場合はトイレと同じように神社で頂くことができる御砂や用途に適した魔除けのお札を貼ることをおすすめします。
盛り塩を置く場所と効果について紹介しました。邪気を落としたい場合は、盛り塩だけでなく塩風呂も効果があります。
風水的に良いとされる盛り塩を置く方角
風水的におすすめの方角や場所①鬼門(北東)
風水でのおすすめの方角の1箇所目は、東北の方角です。東北は、鬼門と呼ばれ嫌われていますよね。悪いエネルギーが入ってくる方角と言われています。そのために鬼門(東北の方角)に盛り塩を置くことが推奨されています。
さらに、効果を高めるためには鬼門から入った悪いエネルギーが出ていく場所の裏鬼門(南西)の方角にも置くこともおすすめです。
風水的におすすめの方角や場所②敷地や建物のへこんでいる部分
風水でのおすすめの方角の2箇所目は、建物のへこんでいるいる場所です。風水上では、正方形や長方形の建物以外は良くないとされています。建物のへこんでいる部分に盛り塩を置くと家相の悪さによる悪いことを防いでくれます。置く場所は家の中でも外でも大丈夫ですよ。なるべく白で統一しましょう。
風水的におすすめの方角や場所③方角によって効果が違う
風水でのおすすめの方角の3箇所目は、方角ごとに盛り塩を置いた場合の効果について紹介します。カーテンの色やインテリアによって取り入れる風水と同じようなものと思っておくと良いです。
北は恋愛運アップ、南は社交性アップ、東は健康運アップ、西は金運アップなどになります。自分の求めている効果の方角に置いてみましょう。さらに部屋の掃除もきちんと行うと効果がアップするので、おすすめです。
方角別の盛り塩の効果
北 | 恋愛アップ |
南 | 社交性アップ |
東 | 健康運アップ |
西 | 金運アップ |
風水的に良いとされる盛り塩を置く方角について紹介しました。
盛り塩の交換時期は?どんな状態になったら交換する?
盛り塩の交換について①交換時期
盛り塩の交換について1つ目は、交換の時期です。一般的には1日と15日の月2回だけ交換すれば良いとされています。ただ、邪気をたっぷりと吸った塩を長く置いていくことはあまり良いことではありません。徐々に魔除けの効果も小さくなっていきます。なので、できれば神棚のお供えのように毎日交換した方が良いでしょう。
盛り塩の交換について②盛り塩の交換時期の見分け方
盛り塩の交換について2つ目は、交換時期の見分け方についてです。盛り塩を始めてすぐであれば、適切な交換の時期がいつであるかの判断は難しいですよね。
盛り塩の山の形が崩れてしまったり、塩の色が変色してしまったら、1日と15日の月2回の交換の日以外でも必ず交換しましょう。盛り塩の塩は、邪気を吸うと溶けてしまいます。なので、見た目が変わったら早めに交換する必要があります。