健康診断前日のお酒はアリ?ナシ?【アルコールの影響】
健康診断前日の飲酒は“ナシ”としている医療機関が大半です。
理由は健康診断直前のアルコールの摂取は肝機能や、中性脂肪、血糖値、尿酸値などにも悪い影響を与えるからです。
とくに前日に飲酒をして血中のアルコール濃度が上昇すると、分解までに数時間~半日程度かかるのでダイレクトに影響が出る恐れがあります。
前日のアルコール摂取はもちろんですが、できれば健康診断の一週間前くらいから禁酒をするのが理想とされています。
健康診断で指導を受けたくない方はなおさらアルコール摂取は控えたほうがよいでしょう。
健康診断前日にもできる運動はある?
健康診断前日に“激しい運動は避ける”ようにルールを設けている医療期間がほとんどです。
筋トレや心肺機能に負担がかかるような運動は、肝機能で異常値が出たり、尿検査でタンパクが混ざったりなどの影響が出ることもあります。
筋トレ女子のなかにはプロテイン摂取を習慣にしている方もいますが、健康診断前日のプロテイン摂取も、肝機能の数値に影響が出やすいのでおすすめしません。
とくに普段あまり運動をしていない方は、前日の激しい運動は要注意です。
ただし軽い運動なら問題ありませんので、少しでもからだを動かしておきたいときは以下のような運動を体調に合わせておこないましょう。
健康診断前日にできる運動
- ヨガ
- ストレッチ
- ラジオ体操
- ウォーキング
基本的には激しすぎない有酸素運動を、数分から数十分おこなう程度なら大丈夫です。
健康診断前日の睡眠時間はどれくらい?
睡眠時間に関してはとくにルールはありませんが、健康診断前日はしっかり睡眠時間を確保することをおすすめします。
健康診断ではさまざまな検査があり、からだの調子が整っていないと気分が悪くなることも考えられます。
忙しく働く女性は睡眠時間を十分に確保するのが難しいこともありますが、せめて健康診断前日は夜12時前にはベッドに入って、からだを休めましょう。
間違っても徹夜やほぼ寝ない状態での健康診断受診はしないようにしてください。
健康診断“当日”の飲食は一切できないの?
健康診断当日は“飲食一切NG”としている医療機関が多いですね。
ただし健康診断当日でも、基本的には水なら摂取OKとされています。
とくに夏場の健康診断は朝から一切水分もとらないと、熱中症になる可能性もあるので無理をしないようにしましょう。
お茶の当日摂取をセーフにしている医療機関もありますが、水がもっとも無難ですね。
ただし水を飲むのはOKだとしても“がぶ飲み”をするのは避けましょう。
検査内容にもよりますが午前中の健康診断ならせいぜいコップ1~2杯程度までを、受診の2時間前くらいまでに飲み終えましょう。