今週の一冊
「世界の最も美しい大学」ジャン・セロワ著、藤村奈緒美訳、エクスナレッジ、2016年
数々の美しい書籍を発行しているエクスナレッジ。今回ご紹介するのは大学がテーマです。「世界の~」というタイトルの本を手にすると、私などついつい「日本も取り上げられているかしら?」と思いながらページをめくってしまいます。あいにく本書は日本以外の大学でしたが、十分読みごたえがありました。
筆頭に掲載されているのは西欧最古のイタリアはボローニャ大学。フレスコ画や彫刻など、さながら博物館そのものです。一方、イギリスのオックスフォードやケンブリッジ大学は定番。かつてオックスフォード大学日本事務所に勤めていた頃、研修で過ごしたマートン・カレッジも出ており、懐かしく思いました。
個人的に印象深かったのは、ポーランドの大学が掲載されていたこと。ヤギェウォ大学は天文学者コペルニクスやローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の母校です。ほかにもカタールやレバノンなどの中東にある大学も本書には取り上げられています。
こうした写真を見るにつけ、思うのがウクライナにある数々の大学。調べたところ、ウクライナには180を超える大学があるそうです。一日も早く平和が訪れることを願わずにはいられません。
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