~という形

「お支払いいただくという形になります」「お客様に決めていただくという形になります」など、「~という形」という表現に違和感を覚えた人はいますか。

「形」を付けることで婉曲な表現になっているようですが、「形」は不要です。支払いも決定も形状を持たないので、シンプルに「お支払いいただきます」「お客様に決めていただきます」と言いましょう。

【使用例】
NG:お支払いいただくという形になります
OK:お支払いいただきます

了解しました

「了解しました」という言葉自体は、特に問題があるわけではありません。しかし、「了解」には発言者が承認するという意味合いが含まれているため、ビジネスで目上の相手に対しては「承知いたしました」とするのがマナーです。

【使用例】
NG:了解しました
OK:承知いたしました

なるほどですね

「なるほど、その通りですね」が省略された「なるほどですね」というフレーズは、文法的におかしな言葉づかいです。「なるほど」は副詞または感動詞として使用されるため、「です」をつけることができません。

また、「なるほど」は敬語表現ではありません。そのため、目上の相手の発言に対して同意や納得を示す際は、「はい」「わかりました」「おっしゃる通りです」「勉強になります」といった言葉づかいを用いるようにしましょう。

【使用例】
NG:なるほどですね
OK:おっしゃる通りです

適切な言葉づかいができるようにしよう!

上司や取引先に対して敬語を使っていたつもりが、気づかずにファミコン言葉で話していたという人はいませんか?もちろん、ファミコン言葉でも言いたいことを相手に伝えることはできるでしょう。

しかし、不適切な言葉づかいだと知っている人間からすれば、「この人はファミコン言葉を使っているな」と不愉快に感じるかもしれません。

反対に、適切な言葉づかいができるようになれば、ビジネスシーンでも周りの人の見る目が変わるはずです。これを機にいつもの言葉づかいをあらためて見直し、信頼を勝ち取るコミュニケーション力を身に付けていきましょう!

 

提供・UpU

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