3.翻訳サービスの事例紹介
テンナインで対応した翻訳の事例をここではご紹介しましょう。
■事例1:SNSで発信するブランドメッセージ:外資系化粧品メーカーからのご依頼
原文を読み込む高い読解力と表現力が必要な案件です。お客様も納期やコストよりも翻訳の品質にこだわって欲しいという要望でした。こういった案件はプロの翻訳者の力が不可欠です。商品や会社のホームページなども参考にしながら、ブランドイメージに合った言葉選びをすることが必要です。 このお客様の場合、高品質で洗練された文章を求められるため、固定の翻訳者とチェッカーで対応しています。
■事例2:30ページのプレゼン資料を明日までに:広告代理店からのご依頼
プレゼン資料はどうしても作りこむ必要があり、翻訳に取れる時間がほとんどない、といったご依頼もしばしばいただきます。今回のご案件の場合、特急料金を適用し、人の手で翻訳を行いました。ただ、1名の翻訳者では対応できる分量に限りがあるため、複数の翻訳者に分けたうえで1名のチェッカーがチェックを行うという形を取りました。翻訳者を分けると単語のチョイスや文体、ニュアンスなどが異なってしまいますが、そこをチェッカーが統一していくのです。本来は1名の翻訳者、1名のチェッカーが翻訳作業を行うことが望ましいですが、納期や分量的に難しい場合はこういった方法で対応することも可能です。 ただし、納期が短くなればどうしても原文を読み込む時間を確保するのが難しくなります。訳文の品質と納期は比例関係にあることは心に留めておいてくださいね。
■事例3:研修用の動画に字幕を付けてほしい:外資系医療品メーカーからのご依頼
コロナ禍により大人数で集まることが難しいという状況もあり、字幕翻訳の依頼をいただくことも増えてきました。字幕翻訳の場合、文章が表示されて消えるまでの間が短いため、人が読みやすい分量に訳文を調整する必要があります。また、短い時間で読んでもわかるように多少意訳する場合もあります。限られた文字数の中で原文の内容を反映した最適な翻訳を行うのは、プロの翻訳者にとってもスキルを求められる作業です。 なお、単純に翻訳するだけでなく、動画の音声を文字に起こし、翻訳し、実際の動画に字幕を乗せるところまでテンナインでは対応しています。
4.まとめ
翻訳というのはあまり皆様の目に触れない作業ですから、どんな風に翻訳者が翻訳しているのか想像できない部分もあるかと思います。今回の記事で少しでも翻訳や翻訳者について興味を持っていただけたのならこれほど嬉しいことはありません。
最近ではクラウド翻訳など、直接個人に翻訳を依頼するサービスを利用する方も増えていますが、訳文の品質、納期厳守、機密情報漏洩のリスクなどを考えるとプロの翻訳者が登録する翻訳会社へ依頼することをお勧めします。もしお手元に翻訳が必要な原稿があるようでしたらぜひお気軽にお問い合わせください。最適な方法をご提案いたします。
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