自己否定する心理・原因⑦病気かも!?

自己否定する心理や原因には、病気であることも考えられます。自己否定してしまう病気に当てはまるのが、うつ病です。

うつ病になると、「病気になるなんて私はダメな人間だ。」とか、「病気になるのは自分が情けないからだ。」というように、自分を否定する気持ちが出てしまいます。

昔はこんな性格じゃなかったのにと思う人は、もしかしたら病気になっているかもしれません。

ただ、病気になっていたとしても、病気になったことを絶対に責めたりしないでください。

うつ病は、誰にだってなる可能性がある病気だと言われています。

もし、最近疲れが凄いとか、ストレスを強く感じる、なんだか悲しい、自分なんていないほうがいいなどのように、自分を追いつめてしまうことがあれば、うつ病が原因で自己否定をしている可能性があります。

心配なら、早めに病院に行っておきましょう。

自己否定する人の性格①思い込みが激しい

自己否定する人の性格ですが、とにかく思い込みが激しいのが特徴です。

「絶対無理!」、「絶対できない」などのように、ただできないだけでななく、絶対が含まれています。

自己暗示をかけるかのように思い込んでしまうので、自己否定するところばかりが目立つようになるでしょう。

思い込みが激しいぶん、自分の考えに固執しているところがあるので、自分を信じられないだけではなく、人のことも信じていないでしょう。

きっと、世界中で自分を含めて誰のことも信じていないのです。そのため、「自分が正しい!」というような強情さよりも、「どうせできないんだ・・・」という否定感が強くなるのです。

自己否定する人の性格②疑り深い

自己否定する人は、非常に疑り深い性格をしています。

親などの身近な人に褒められた記憶がないからか、大人になって人から褒められたとしても、「思ってもないくせに。」とか、「社交辞令なんだろうな。」というように受け取ってしまうのです。

本当は褒められると嬉しいのですが、どう受け取っていいか分からなくて、素直になれないのでしょう。

しかし、自己否定する人は、他人から認められていると感じたこともないと思うので、疑ってしまう気持ちがあるのも無理ありません。

確かに、社交辞令を言ってくる人だっているでしょう。しかし、必ず本音で話してくれている人はいます。

そういう人は、話していれば分かるでしょう。素直になれないのも分かりますが、いつまでも素直になれないままだったら、一生自己否定を続けることにもなるでしょう。

自己否定する人の性格③完璧主義者

自己否定する人の中には、完璧主義者もいます。

完璧主義者だからこそ、「なんで私はできないんだ。」、「結局できないなんて私は愚かな人間だ。」というように、自己否定をしてしまうのです。

なんでも完璧にしなきゃ!完璧にしなきゃ!と思っている人ほど、自己否定も強く出てしまうようですね。

そして、自分から見て完璧な人を見るたびに、「どうせ私はできないからダメな奴なんだ。」と落ち込んでしまうのです。

基本的にネガティブ思考なので、完璧を目指せば目指すほど自己否定に入るでしょう。