かっこいい外国の苗字一覧

たとえば、イタリアには、「Fioravanti(フィオラヴァンティ)」や「Piangerelli(ピアンジェレッリ)」など、舌を噛みそうな苗字がたくさんあります。イタリア語は巻き舌を駆使しないと話せない言語なので、日本人には発音することもできないものが多いですね。

英語圏の苗字でも、「Ashcroft(アシュクロフト)」や「Schlesinger(スレシンジャー)」など、かなり珍しい苗字があります。 

アイルランドでは、「Murphy(マーフィー)」という苗字が一番多いそうです。「海の戦士の子孫」という意味を持つそうで、ロマンチックですね。次点が「Kelly(ケリー)」、三番目が「Sullivan(サリバン)」です。

かっこいい苗字ランキング一覧!アニメから実在の名字まで!
(画像=『Lovely』より引用)

かっこいい外国の苗字ランキング一覧

最後に、かっこいい外国の苗字ランキングを一覧でご紹介します。あくまで
外国では、ファーストネームが名前、ファミリーネームが苗字、という区別になります。たとえば、有名な「ハリー・ポッター」では「ポッター」が苗字になります。日本と配置が逆なことに注意しましょう。

かっこいい苗字ランキング一覧!アニメから実在の名字まで!
(画像=『Lovely』より引用)

かっこいい外国の苗字ランキング・10位「Waldstein」

Waldstein(ヴァルトシュタイン)

ボヘミアの貴族にヴァルトシュタイン家という一族がいます。ベートーベンのパトロンとして活躍したり、政治的に重要な役職についたりする人が大勢います。
ヨーロッパの歴史ある、格調高い苗字、といった趣です。日本語にはない「ヴァ」という響きはやはりかっこいいですね。

かっこいい外国の苗字ランキング・9位「Chekhov」

Chekhov(チェーホフ)

ロシアの小説家としても有名なチェーホフです。ロシア語表記なので、少し特殊なスペルでかっこいいですね。ちなみに小説家・Chekhovの名前はAntonです。なんとなく、チェーホフを名前として覚えていた人も多いのではないかと思います。

また、ロシア文学では、日本の常識が通じないほどややこしい名前の人物が数多く登場します。有名なドストエフスキーやトルストイの文学も、人物の苗字や名前が覚えられないから挫折した、という人も多いでしょう。

しかし、一度ロシア文学の面白さにハマれば、ややこしく珍しいロシアの苗字が癖になってきます。スヴィドリガイロフやマルメラードフなどは、かっこいい苗字の極致だと思いますが、いかがですか?

かっこいい外国の苗字ランキング・8位「Gagarin」

Gagarin(ガガーリン)

こちらもロシアの苗字です。一度聞いたら忘れられない苗字ですね。
「地球は青かった」という名言で知られるロシアの宇宙飛行士も、同じ苗字です。人類初の宇宙飛行士ですが、功績によって、苗字もいっそう有名になりました。

かっこいい外国の苗字ランキング・7位「郭」

郭(かく)

三国史の「郭嘉」という軍師の苗字としても有名です。曹操が最も愛した人物として知られています。

日本では、「郭大」という言葉もあるように、ひろびろとした風景を表す言葉として使われています。それと同時に、「廓」と同じ意味ももちます。
開放的な雰囲気と、壁に取り囲まれた閉鎖的な雰囲気の、まったく正反対なイメージをもつ面白い苗字です。

かっこいい外国の苗字ランキング・6位「Apollinaire」

Apollinaire(アポリネール)

フランスの苗字ですが、まさにフランスの優美な感じが伝わってきますね。
フランスの有名な詩人にも同じ苗字の人がいます。20世紀の芸術を語る上で外せない存在です。

かっこいい外国の苗字ランキング5位:司馬(しば)

国内では司馬良太郎が有名ですが、中国の苗字としても知られています。司馬一族は、諸葛孔明と戦ったり、晋国を建国したりと大変な功績を残しています。
それより遥か昔では、中国の歴史書を記した司馬遷という人もいます。「司馬」と聞くだけで、偉大な人物を想像する人が多いのではないでしょうか。

かっこいい苗字ランキング一覧!アニメから実在の名字まで!
(画像=『Lovely』より引用)

かっこいい外国の苗字ランキング4位:Cartier(カルティエ)

誰もが知っている有名ブランドと同じ苗字を名乗れるのは、フランス人の特権かもしれません。
日本では特別感のある苗字でも、外国では普通の苗字として違和感無く使われることが多いようです。

かっこいい苗字ランキング一覧!アニメから実在の名字まで!
(画像=『Lovely』より引用)

かっこいい外国の苗字ランキング3位:Ackermann

Ackermann(アッカーマン)

大人気アニメ「進撃の巨人」にも登場する「アッカーマン」は、ドイツに実在する苗字です。決して珍しい苗字ではないそうですが、ファンにとっては、目にするだけで興奮してしまう苗字だと思います。

かっこいい外国の苗字ランキング2位:Dolgopolov

Dolgopolov(ドルゴポロフ)

ウクライナの苗字です。
ド、ゴ、ポ、と、日本では絶対に見受けられない音が連なっています。一回目では、つっかえずに言うことが難しいかもしれません。

かっこいい外国の苗字ランキング1位:Hitzlsperger

Hitzlsperger(ヒッツルスペルガー)

ぜひ、カタカナ読みではなく、本場のドイツ語で聞きたい苗字です。
どう頑張っても読むことができないスペルですが、もし読みがわかったとしても、正しく発音するには相当の修練が必要です。文化の違いを見せ付けられるこの苗字は、ランキング1位にふさわしいでしょう。