妊娠初期に運動すると流産する?

妊娠初期に運動をしたから流産するという因果関係はないようです。
最初にもあげましたが妊娠初期に起きる流産の場合、ほとんど胎児側の染色体異常が原因です。

ですがこの時期の流産にはもう一つ理由があります。
それが「子宮の代謝の悪さ」です。
これは運動不足により起きるもので、子宮の代謝が悪い事で栄養がいかず、胎児が未発達になり流産へ繋がるのです。

私は妊娠前に、妊娠したいなら冷え症を治せと言われていました。
これは運動不足による血行不良からくるものです。つまり冷え症は子宮の代謝も悪いということ。
運動不足でいいことはありません。

妊娠初期に運動しても大丈夫?おすすめの方法と注意点は?
(画像=『Lovely』より引用)

妊娠初期のNG運動①ダンス

ダンスにもいろいろありますが、妊娠前から継続的にダンスを行っていた人は続けても良いそうです。
ですが妊娠を期に始める人にはおすすめできません。
ダンス講師の方でも安定期に入ってからレッスンを開始する人もいるのです。

妊娠初期に運動しても大丈夫?おすすめの方法と注意点は?
(画像=『Lovely』より引用)

ダンスはベリーダンスでもヒップホップダンスでも腰回りをよく動かします。
腰を捩じる動作は子宮に負担をかけます。
また、複数人で行うダンスの場合、人とぶつかったり転倒する危険もあります。
フラダンスのようにゆったりとした動きの場合は行っても問題ないかもしれませんが
基本は初心者でダンスを始めることはおすすめしません。

もしもダンスがやりたいと言う方。
最近はベリーダンスやフラダンスの中にはマタニティ用のダンスがあるそうです。
内容が妊婦さん向けにアレンジされてゆったりとしたダンスを楽しむことができるようです。
いつからならOKかというと安定期に入ってから。しばし待ちましょう。

妊娠初期のNG運動②ジョギング

毎日の日課でジョギングを行っている方も多いでしょう。

ですがジョギングも原則おすすめできません。
体を大きく揺することになるので、具合が悪くなってしまう可能性があります。

また、妊娠してからジョギングを始めると、走り慣れないコースを行くわけですから転倒の危険も考えられます。

ただし、このような方はジョギングをしても大丈夫と言えます。

・もともとジョギングを行っていた方。

・ジョギングをやらないとストレスが溜まる方。

ストレスをためる事も妊婦さんにとってよくありません。
ジョギングすることでしか解消できない場合は行った方が良いと言えます。
それでも、できるかぎり安定期まではやらない方が良いです。
ただし妊娠してから突然思い立ってジョギングを始めるのはやめましょう。

妊娠初期に運動しても大丈夫?おすすめの方法と注意点は?
(画像=『Lovely』より引用)

また、妊娠前から長いコースをジョギングしていた方はコースを短めにして、できるだけ自宅から離れないようにしましょう。
一目につかない場所も走らないよう心掛けると良いでしょう。
ジョギング最中に何かあって動けなくなったときに人がいないと助けもよべないですからね。

妊娠初期のNG運動③ゴルフ

ゴルフも妊娠中はおすすめできません。

ゴルフは息切れしたり激しい動きもないので一見ゆったりとしたスポーツに見えるかもしれません。
ですが、ゴルフクラブを振った時に体をひねり、それが体に負荷をかけてしまいます。

妊娠初期に運動しても大丈夫?おすすめの方法と注意点は?
(画像=『Lovely』より引用)

またゴルフ場自体も妊婦さんには危険が潜んでいます。
もしもバンカーに入れてしまえば、急斜面を登り降りしないといけませんし、そうなれば転倒の恐れもあります。

そしてゴルフは屋外のスポーツ。夏や日差し強い日は熱中症、冬の寒い日は風邪をひかない様注意が必要です。
広いゴルフ場内で万が一体調をくずした場合、すぐに対応できない場合だってあります。

このような理由から原則ゴルフはおすすめしません。
ゴルフ練習場での打ちっぱなしも同じです。

妊娠初期に運動しても大丈夫?おすすめの方法と注意点は?
(画像=『Lovely』より引用)

どうしてもゴルフ楽しみたい方はパターゴルフをお勧めします。
パターゴルフなら力を入れたりする必要もないので安心して楽しむことができるでしょう。