出産という大仕事を終えてホッとしたのも束の間、産後に待っているのは寝る間もないほど忙しい子育ての毎日です。当記事では産後のお母さんの体を回復させるのに役立つ産褥体操の目的と産褥体操のやり方について詳しくご紹介致します。出産で疲れた体を回復させていきましょう!

産後のお母さんにおすすめの産褥体操の目的とは?

出産を経験したお母さんであれば一度は産褥体操(さんじょくたいそう)という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

産褥体操とは出産で疲弊した体を労わってあげるための体操で、ダイエット効果のある体操や筋力アップの体操などとは目的や効果が異なります。

出産というのは母体にとても大きな負担となります。妊娠前に比べて出産後は疲れやすくなったり体力が無くなったりするものですが、産褥体操はそういったツライ出産後の状態を改善する目的や効果もあると言われています。

産褥トレーニングは体をゆっくりと動かしていくのがポイントで、キツイトレーニングは必要ありません。出産後にたくさんのお母さんたちが実践している産褥体操をご紹介していきます!

産褥体操とは?産後いつからすべき?目的とやり方は?骨盤矯正しよう
(画像=『Lovely』より引用)

産後の産褥体操の効果や目的(1)悪露が排出が良くなる

産後の産褥体操の効果や目的の1つめは、悪露の排出が良くなることです。悪露とは出産後に子宮から流れてくる血液などの分泌液のことをいいます。悪露が排出されるとともに子宮は妊娠前の状態に戻っていきます。

昔から出産後はなるべく早く体を動かした方が良いとされてきましたが、これは動くことで悪露の排出が促され、そのぶん子宮の回復が早くなるためだと言われています。

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(画像=『Lovely』より引用)

子宮の回復を早めるといっても、もちろん出産後にまだ体が完全に回復していない状態で肉体労働や激しい運動をすることはまだできません。産褥体操は出産後のお母さんの体に負担をかけずに行うことができる体に優しい体操になります。

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(画像=『Lovely』より引用)

産後の産褥体操の効果や目的(2)母乳が出やすくなる

産後の産褥体操の効果や目的の2つめは、母乳が出やすくなることです。

出産後に産褥体操で適度に体を動かすと、汗をかくことで体全体の血行がよくなることが分かっています。そのため血行の流れが盛んになると母乳を作り出す乳腺の発達が促され、母乳の出が良くなると言われています。

母乳育児を頑張りたい人は母乳マッサージと一緒に産褥体操を行うと、より効果も抜群です。

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(画像=『Lovely』より引用)

出産後は新生児の赤ちゃんのお世話や睡眠不足で大変かと思いますが、赤ちゃんの飲む母乳のため、また自分の体を回復させるためにもぜひ隙間時間を見つけて自分の体を労わる産褥体操も頑張りたいものですね。

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(画像=『Lovely』より引用)

産後の産褥体操の効果や目的(3)ゆるんだ筋力の回復

産後の産褥体操の効果や目的の3つめは、ゆるんだ筋力の回復です。

出産といういつもは使わない場所の筋肉をフル活用した大仕事を終えたお母さんの体は、腹筋や子宮付近の筋肉などが伸びきっています。いわば筋肉のバネが効かない状態になっているのと同じで、瞬間的な力が出しにくい状態になっています。

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(画像=『Lovely』より引用)

帝王切開で切った筋肉や伸びきった筋肉は、そのまま放置していても元に戻るということはありません。妊娠や出産を終えたお母さんの体が一気に年をとったようにだらしない体になったと言われないためにも、産褥体操でしっかりと引き締めていきたいものですね。

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(画像=『Lovely』より引用)