「チャンティング」のマントラは覚えてなくても大丈夫?
主にサンスクリット語で行われるチャンティングは、「マントラを覚えた方がいいのかしら?」と心配になるかも知れません。
ヨガのレッスンでチャンティングを行う時は、インストラクターが唱えた後に、皆で唱えるのが通常の流れです。
なので、マントラを覚えていなくても、チャンティングをするのは難しくありません。
もちろん、マントラを覚えて意味を知ることで、より自信を持ってチャンティングができる可能性もあるでしょう。
「チャンティング」の代表的なマントラ2つ
ここではヨガのレッスンでよく使われる、代表的なマントラ2種をご紹介します。
どちらも聞いたことがあるかも知れませんね。
オーム
「オーム」は、最も代表的なマントラのひとつです。
「OM」もしくは「AUM」と書かれ、世界の始まりの音、ブラフマンの音と表現されています。
また「オーム」は「A」「U」「M」の3音から成る、最も短いマントラでもあり、それぞれの音には意味があると考えられています。
- 「A」は起きている状態
- 「U」は夢見ている状態
- 「M」は深く眠っている状態
「A」から「M」にかけて始まりから終わりを意味し、「宇宙を表す音」とも言われています。
「オーム」と皆で唱えると、心地よいハーモニーやバイブレーションが感じられます。
シャンティ
「シャンティ」もまた、代表的なマントラのひとつです。
「Shanti」は、「平和」「平穏」「静寂」などを意味する言葉。
シャンティは3回セットになっていて、3つの平和への願いを唱えています。
そうすることで、穏やかな心の状態になることが期待できるのです。
下記の3つの平和を願って唱えられます。
- 自分自身
- 他人
- 自然や世界
そんな3つの平和を願うチャンティングなのです。
「チャンティング」の意味や効果を知って深めよう
「チャンティング」は、深く考えずに、シンプルに音を楽しんでも良いものです。
しかし、意味を知るとまた別の楽しみ方ができるのも事実。
不思議で心地良い、「チャンティング」のハーモニーを楽しんでみてくださいね!
提供・yoganess
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