ヨガのクラスでは、レッスン前に「オーム」と声を合わせて言ったり、呪文のような言葉をリピートしたり…、という「チャンティング」を行うこともあります。

初めて「チャンティング」に出会うと、慣れない言葉と行為に焦ってしまうかも知れません。

今回は、「チャンティング」の意味や効果をご紹介します!

「チャンティング」って何?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

チャンティングは「chanting」という英単語で、「詠唱する」という意味を持ちます。

ヨガの「チャンティング」とは、レッスンの始まりやおわりに「マントラ」を皆で唱えること。

ヨガのチャンティングは、サンスクリット語で行われます。

初めてチャンティングに出会うと、知らない言葉を唱えることに驚いたり躊躇したりするかも知れません。

しかし、慣れると意味が分からなくても、音がなんとなく心地よかったりしてくるものです。

マントラとは

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

「マントラ」とはサンスクリット語で、「文字」「言葉」「呪文」「真言」などの意味があります。

「Mantra」はManaは「考えること、心」、Traは「束縛やネガティヴな思考からの解放、自由」を意味します。

古代インドでは、僧侶が修行や精神統一、神への祈りの手段としてマントラを唱えていました。

マントラの内容や意味を理解することで、チャンティングがより興味深くなるかも知れません。

「チャンティング」を行う意味や効果3つ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

「マントラ」を唱える「チャンティング」は、クラスの初めや終わりに皆で行われることがあります。

チャンティングを行う理由は何なのでしょうか?

その効果や意味をご紹介します。

集中力アップ

『yoganess』より引用124.jpg
(画像=『yoganess』より引用)

「マントラ」を唱える「チャンティング」は集中力アップにつながります。

チャンティングすることで、自分の声やまわりの声に集中し、雑念を捨てることができます。

チャンティングをレッスンの前に行うことで、これから始まるヨガレッスンへの気持ちが引き締まり集中力が高まります。

声を使ったバイブレーション

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

マントラのチャンティングは、耳に心地のいいものです。

声を使った音によるバイブレーションで、仲間と空間を共有できたり、世界とのつながりを感じたりできます。

あまり難しく考えずに、音のハーモニーやカラダに伝わってくるバイブレーションを楽しんでみましょう。

チャクラの活性化

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガの考え方のひとつに、チャクラというものがあります。

チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」、「回る」などの意味を持つ言葉。

チャクラは「エネルギーが出入りしている場所」を意味し、人体には7つのチャクラがあると考えられています。

チャンティングをすることで、音のバイブレーションが全身に巡り、チャクラを活性化させる効果が期待できます。