挨拶の大切さと効果を知ろう!挨拶をする理由7【相手の承認欲求】

挨拶をする理由と意味7つ目は、相手の承認欲求を満たせることです。

これまで挨拶する側のメリットを述べましたが、挨拶はされる側にもメリットがあります。そのメリットとはずばり、「相手の存在を認める」ことに尽きます。

アメリカの心理学者マズローは、人間の欲求はピラミッドのように5段階から成り立っているという「欲求5段階説」を提唱しました。

第四階層の「尊厳欲求」は「承認欲求」とも呼ばれ、他人から認められたい、尊敬されたいといった心理が芽生えるものです。

挨拶ひとつで自分は「その人がここにいる」と認知でき、相手に「自分の存在が認められた」と感じさせることができるのです。それこそが挨拶されてうれしい、と感じる理由と言えるでしょう。

暮らしで挨拶の大切さと効果を知る方法1【イメージトレーニング】

挨拶効果がわかる方法1つ目は、イメージトレーニングをすることです。

挨拶の大切さがわかったところで、いざ実践しようとすると、意外に言葉が出て来ない…ということは十分あり得ることです。

このように、どうしても緊張したり心理的不安を感じたりする人は、実践前にイメージトレーニングしておきましょう。

鏡に向かって発声練習したり、挨拶の後にどんな会話を繰り広げるかを、自分の頭の中でシミュレーションしてみましょう。

加えて、お店の店員さんに挨拶するようにしてみましょう。ファーストフード店やカフェの店員さんの多くは、笑顔で接客を心がけているはずなので、挨拶のしがいも出てくるというものです。

自信をつけるためにも、またお手本になってもらうためにも、ぜひお店の店員さんに挨拶の練習をさせてもらいましょう。

暮らしで挨拶の大切さと効果を知る方法2【自分から】

挨拶効果がわかる方法2つ目は、自分から挨拶することです。

アドラー心理学では、「他人は簡単に変えられないから、他者を変えようと思うなら、まずは自分が変わるべき」と考えられています。

自分で積極的に着手したことに関しては、人はその意味をちゃんと把握することができます。

いくら学校や会社で挨拶の重要性を説かれても、「何が大切がよくわからないけど、なんとなくやっておこう」という風に、やらされてる感が強くなってしまいます。

自分はもちろん、相手にも快く挨拶してもらうようになるには、強い意思でまず自分から挨拶する習慣を身につけましょう。

暮らしで挨拶の大切さと効果を知る方法3【笑顔で】

挨拶効果がわかる方法3つ目は、笑顔で挨拶することです。

挨拶の時だけでなく、笑顔の効果はあらゆる分野で絶賛されています。不適切と思われる場を除き、笑顔でいることはメリットしかもたらしません。

「メラビアンの法則」によると、人はコミュニケーションの中で、55%ほど視覚情報を受け取っていると言います。

同じ場所で挨拶するのでも、笑顔が加わるだけで相手に伝わる効果は断然違ってきます。それに、口角が上がる分、口調も明るくなります。

笑顔は意識的に作ることができます。「笑顔なんて慣れてないから…」と尻込みすることなく、まずは鏡の前で口角を上げる練習から始めましょう。