「食べて痩せるダイエット専門家」の松田リエです。私自身が12キロ痩せた経験と、保健師の知識をもとに、著書『ずぼら瞬食ダイエット』やWeb、個別レッスンなどでダイエット法を発信しています。今回は、「食事によるアレルギーの改善と対策」についてお伝えしていきます。
花粉症をはじめとするアレルギー症状に食事で対策
あなたは、「花粉症の季節が憂うつ」「アレルギー性鼻炎をもっている」「薬を飲んでもアレルギー症状がひどい」なんてことはありませんか?
「春は大好きな季節なはずなのに、花粉があるせいで心から楽しむことができない」という人も多いですよね…。
イネやブタクサなど、春以外でも花粉症状が出る方もいたり、ハウスダストなど、一年中アレルギー症状が出る方もいるかもしれません。
鼻水に・くしゃみ・目のかゆみなど、アレルギー症状って本当に辛いですよね。これらのアレルギー症状が出ると、集中力が出なかったり、イライラしてしまったり、薬の影響で眠気が出てしまったり、日常生活にまで支障が出てしまうという方も多いと思います。
今回は、そんな花粉症をはじめとした、アレルギーをもった方にお伝えしたい内容となっております。食事による改善と対策が分かりますよ。
腸内環境を整えることでアレルギーの改善対策
腸内環境を整えることで、免疫力がアップする・美肌になるというのは、あなたも聞いたことがあるかもしれません。
実は、腸内環境を整えることで、アレルギー症状の改善が期待できるというデータも、数多く報告されているんです。遺伝や環境は変えることが難しくても、腸内環境を変えることって、これからでも自分でできることだと思うんです。
では腸内環境を整えるためには、具体的にはどのようなことをすれば良いのでしょうか?大切な食事のポイントをお伝えしていきます!
1、善玉菌をとる
善玉菌は発酵食品からとることができます。発酵食品とは、ヨーグルト、納豆、キムチ、ぬか漬け、味噌などです。善玉菌は数も種類も多い方が良いので、いろいろな種類の発酵食品をとれるとベストです。
また、キムチ納豆のように、種類の異なる発酵食品を組み合わせて食べることでも、菌が活性化しやすくなるようです。
私も、朝はヨーグルトとキムチ納豆、昼は味噌汁とぬか漬けなど、様々な種類の発酵食品を、毎日コツコツ食べていますよ。
キムチや、ぬか漬け、納豆などの植物性の善玉菌は、腸まで届きやすいため特にオススメです!反対に、ヨーグルトなど動物性の善玉菌は、胃酸に弱いです。そのため、動物性の善玉菌をとるときは、胃液が薄くなってきた食後に食べるとより効果的です。
また、善玉菌は1ヶ月程度は同じものをとり続けると、腸に定着しやすいと言われていますよ。