4、悪玉菌のエサとなるものを控える
悪玉菌のエサとなるものは、質の悪い油などです。市販のお菓子に含まれている場合が多いため、お菓子をよく食べる人は腸内環境が悪化しやすいとも言われています。
また、これ以外にも悪玉菌を増やす原因があります。それは、卵やお肉など動物性食品のとりすぎです。
お肉を食べると、便が黒くなったり、ガスや便が臭うことがありますが、こういった時は、腸内環境が悪化している可能性が高いです。そんな時は、お肉はしばらくお休みにして、お魚メインのお食事にしてみるのもオススメです。
こういった症状は、悪玉菌を処理できる腸内細菌を、十分にもっていないことも原因の一つだと言われています。
そのため、悪玉菌を処理できる腸内細菌を十分もてるように、動物性食品を食べる時は、腸内環境に良いものを一緒に食べるのもオススメです。
例えば、先ほどお伝えしたような納豆、キムチなどの発酵食品、食物繊維を含むものを一緒にとるようにするのもグッドです!そのため、私は焼肉を食べる時は、キムチや、わかめスープ、サラダなどを一緒に食べるようにしていますよ。
そして、大前提として大事なことは、卵や肉などの動物性食品を食べ過ぎないようにすること!
やはり、食べ過ぎは胃腸に負担をかけてしまうため、適量=1食につき手のひら分程度までを意識してみてくださいね。
今食べているものは、未来のあなたを作っていく
それでは、これだけは絶対おさえておきたいポイントです。
花粉症などのアレルギーの対策の一つとして腸内環境を改善すること。 そのために意識してとった方がいい食材のポイントは、
1、ヨーグルト、納豆、キムチ、ぬか漬け、味噌などの発酵食品で、善玉菌をとること。
2、きのこ、ごぼう、里芋、ほうれん草、オクラ、納豆、海藻、アボカドなどの水溶性食物繊維で、善玉菌のエサをとること。
3、質の悪い油など、悪玉菌のエサとなるものを控えること。
以上3つが大切です。
松田リエさん
花粉症の方には申し訳ないのですが、私は花粉症ではないんですね…すみません。でも、私の妹はその昔は、スギやヒノキなどの春の花粉症に加え、イネやブタクサ、ハウスダストなど、1年中何かしらのアレルギーに苦しむ日々でした…。いつアレルギー症状が出るか分からないので、お守りとしてアレルギーを抑える薬を持ち歩いていたほどです。
その妹は看護師保健師を経て、今一緒に食事サポートのお仕事をしているのですが、彼女も、上でお伝えした食事のポイントを意識することによって、花粉症などのアレルギー症状がかなり改善して、今は薬なしでも過ごせるようになったそうです。花粉症が改善したおかげで、春という美しい季節を心から楽しめるようになって、本当に夢のよう!なんだとか。
私自身は、腸内環境を整えることにより長年の悩みだった便秘も改善させることができ、このことがきっかけで、自分の体って食べたもので作られているんだなぁって痛感しました。
あなたの今食べているものは、未来のあなたを作っていきます。ぜひ体に・腸に良いものを食べ、同時に悪いものを控え、健康で快適に過ごせる体を作っていきましょう。
<文/松田リエ> 松田リエ 看護師・保健師・食事管理ダイエット講師BelleLus代表取締役。 1986年生まれ、三重県在住。看護師としてがん患者の周術期のケアを担当後、保健師の資格を取得し、糖尿病の人などへの保健指導(食事・運動)に従事した。自身も53キロ→41キロにやせ、2016年、食事管理ダイエット講師として起業。ダイエット受講生1300名以上、ダイエットサポーター養成講座受講生200名以上の規模まで成長している。1児のママ。2022年2月に著書『ずぼら瞬食ダイエット: -12キロのカリスマ保健師が考案!』を刊行予定。Youtube、公式ブログ
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