自分の信用情報を開示するには?

個人信用情報の開示は、金融機関だけでなく情報を登録されている本人も行うことができます。例えばCICとJICCでは、インターネット上で開示手続きを行うことが可能です。クレジットカードの契約などで利用した電話番号を使って本人確認することで個人を特定します。報告書はPDFファイルとしてダウンロードや印刷も可能です。ただし全銀協だけは郵送手続きでしか本人開示が行えません。

CIC、全銀協、JICCともに開示するための手数料は1,000円(税込み)です。CICとJICCはインターネット上で開示するほかに郵送で開示したり、窓口に行って開示したりもできます。しかし開示を急いでいる場合は即日で情報が分かるためインターネットによる手続きのほうが簡単でしょう。

ローン申し込みをする前に自分の信用情報がどのように登録されているのか不安な人は、本人開示を検討してみてはいかがでしょうか。

審査に通りやすくなるために信用情報を高めていく

金融機関では、個人信用情報を参考に「収入に対してお金を借りすぎていないか」「過去にクレジットカードの延滞はしていないか」などを審査の際に必ずチェックしています。例えば過去にクレジットカードの延滞の記録が見つれば審査においてはマイナスポイントです。ローン審査に備えて個人信用情報をクリーンに保つことが審査を通りやすくするための一つの方法といえるでしょう。

例えば延滞情報を個人信用情報に載せないためには、「ローン返済を延滞しない」「クレジットカードの支払いを延滞しない」ということが重要になります。自己破産などの債務整理を行っていると当然個人信用情報に登録されているため審査は難しくなるでしょう。またローン審査が通らない人でありがちな例として多いのが、携帯電話会社などでスマートフォン本体を分割払いで購入して引き落としできず延滞となるケースです。

個人信用情報に引き落としできなかった履歴も延滞として登録されるので、その代金の引き落としが間違いなく行われるように預金残高を確認しておく必要があります。またクレジットカードのキャッシング枠が多いと金融機関からネガティブな見方をされる可能性も否めません。なぜなら「枠がたくさんある=すぐに借金できる可能性」と見られてしまうからです。

個人信用情報に傷を付けないためにもクレジットカードの作りすぎには注意しましょう。個人信用情報は日ごろの約束ごとをきっちり果たしていれば高めていくことができます。

提供・Dear Reicious Online

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