毛髪診断士の元井里奈です。

白髪の対策、ヘアカラーとヘアマニキュアは全く別モノ!毛髪診断士のオススメは?
(画像=『女子SPA!』より引用)

写真はイメージです(以下同じ)

 頭頂部の分け目にぴょこんと生えた憎き白髪。毎回呪いの言葉をかけながら抜いている、というあなた、お気持ちお察しします。せっかくオシャレをしてフルメイクしても、たった1本の白髪が破壊的なダメージをもたらすことがありますから、人類と白髪の戦いは終わりません。

 今回は、そんな白髪との共存方法について考えていきましょう。

【前回記事】⇒生えてる白髪を黒髪に戻す方法はあるの?ストレスでも白髪ができちゃうわけ

白髪染め、ヘアカラー、ヘアマニキュア…違いは?

 前回、白髪になる理由などをお伝えしましたが、残念ながら今の科学では、絶対的に白髪を治す方法はありません。そうであれば、うまく付き合っていくしかありませんね。  白髪の対処法としては、白髪染めやヘアマニキュア、カラートリートメントなどによって色を変えることや、ヘアファンデーションで隠す、という方法が主流です。それぞれどんな特徴があるのか、順番に解説していきましょう。

①白髪染め、ヘアカラー、ヘアダイ

 一般的に、白髪染めやヘアカラー、ヘアダイというのは同類で、髪の内側までしっかり染めることを言います。色持ちがよいのですが、髪や肌へのダメージが大きいのがデメリット。特に、アレルギーが出る可能性もありますので乱用には注意が必要です。これらは染毛「剤」と呼ばれています。

白髪の対策、ヘアカラーとヘアマニキュアは全く別モノ!毛髪診断士のオススメは?
(画像=『女子SPA!』より引用)

染毛剤はダメージが大きいため、使い続ける場合は最低でも2~3週間は間隔をあけるようにしましょう。その際は、伸びてきた部分だけを染める「リタッチ」がおすすめです。

 よく、白髪を染めて、その日にパーマもかけるというお話を聞きますが、それはできればやめておいた方がよいです。パーマも、白髪染めなどと同様に髪や頭皮への負担は大きいため、ダブルパンチになってしまいます。  両方とも行いたい場合は、面倒ですが同日に行うのではなく、最低でも1週間はあけて別日に施術してもらうとよいです。